レース鳩日記 勝利の翼

1933年 
ポーのレースで
デュレイ鳩舎の鳩の帰還を見守る愛鳩家達

種鳩舎外

2019-07-14 21:30:05 | 日記
今朝は雨がザーザーその後は曇天に
気温22・5度で涼しい
昨日の暑さはなんだったのか?

今日は11時から連合会の役員会
ぴったり12時に終了

いつもは雑談会になるのですが
今回は秋季日程の件で難題があり
雑談するヒマなし?


ファンブリアーナの話
種鳩も舎外に出したほうが良いのか?

「もちろんです!
私が他鳩舎から種鳩にするために
10羽の若鳩を購入したとします。

そうしたら私は
その10羽の若鳩を種鳩にするよりも
たとえ半分の5羽が失踪したとしても
舎外に馴れた5羽を種鳩にする方を選びます」

「もちろん記録鳩を買った場合は別ですが
しかし、私自身はとにかく種鳩を
ベストな状態にして作出したいので
高額な種鳩でも舎外運動させてます。」

そしてもし、そのような高額な鳩でも
舎外でいなくなったら諦めるそうです


これは猛禽類が出ない場所なら良いでしょうが
猛禽類の多い所では無理です!

終盤

2019-07-13 21:50:55 | 日記
昨夜は仕事関係の総会
総会というより宴会ですが

今朝は晴天が広がり太陽がジリジリ照る
夏空そのもの!一気に夏になった?
が・・・午後はまた曇り空に

気温29・2度のほぼ真夏日で暑い!
しかも湿度が高く蒸し暑い


作出も終盤です巣箱にいるヒナは10羽
親鳩の負担を考えて全て1羽育て
残る卵は2個?検卵してないので・・・

今朝は2羽の白いヒナに脚環装着(純白?)
ホワイトデビルのヒナではありません!

〇〇〇君が白の雄雌を持って来てくれたので
(純白ではなく黒が若干入ってる)
そのまま種鳩小屋へ入れてたら
勝手にペアになって産卵した

2羽とも血統書はありませんがスノーホワイトのライン
舎外要員です~残れば来春のレースへ参戦


「机上の理論で鳩は飛ばない」

質問者
「ファンブリアーナさんの場合
自分の目で見て良いと思うような若鳩は
作出鳩全体の中で何割くらいですか?」

ファンブリアーナ
「自分で満足できるような若鳩
つまり良い若鳩というのは全体の4割くらい
しかし良い若鳩が4割が作出されるというのは
良いことでも問題でもない。

問題はスーパーベストといえるスーパー級の若鳩が
何羽作出できるかということ
それはやはり自分で良いと思う若鳩のうち
せいぜい10羽に1羽しか生まれない」

(つまり作出鳩全体の4パーセント
「うちの鳩舎はもっと生まれるぞ~」
という人は鳩の見方が甘いのでは?)

「どんな高額な種鳩でも
十分にテストしてみて
直仔が満足に飛ばないのであれば
即殺すのみ」

これも無理に殺さなくても
ネットや雑誌で安く売れば需要はあります

半分

2019-07-11 19:00:20 | 日記
昨日は雲が多いながらも晴れましたが
今日はまた一日中曇天に気温21・8度で寒い

話題がないのでファンブリアーナに続き
日本のレースマンは知識は豊富でも実践が足りない

それは
「良い鳩を持っていながら管理が良くない」

「良い鳩と同時におかしな鳩(悪い鳩)を飼ってる」

「掃除・通風・採光などといった面で
何かひとつ欠けている。」

「選手鳩小屋を見てもひとつの部屋の中に 
巣箱と止まり木を置いて鳩を詰め込んでる

これはその人がたとえ良い鳩の見方を知っていても
鳩をベストの状態に置くためには
どういうふうにしてやらなければいけないか
鳩の立場になって考えていないからで
実践の不足がそうさせてるのです。」


質問者
「日本の場合、スペースが少ないために
なかなかそうはいかない点もあるのです」


「しかし100羽の選手鳩を飼うよりは
そのうちの半分を殺しても残り50羽を
より良いコンディションにするべきです」


当舎の場合は無理に殺さなくても
毎日舎外すれば半分になります!

実践が大切

2019-07-09 22:01:00 | 日記
今日も朝から夕方まで曇天です
気温19・2度!毎日寒い!

「机上の理論で鳩は飛ばない!」
確か以前にも書いたと思いますが?
ファンブリアーナの話
ファンブリアーナといっても現在のファンブリアーナじゃありません
アンドレ・ファンブリアーナのことです

「人に教えられた知識というものは
なかなか覚えられません
知識を身体で覚えるためには
実践するしかないのです。

もしかしたら私の鳩の見方とか
管理の仕方は間違ってるのかも知れません
または間違っていなくても不完全なものです。

それでも今まで54年間(1980年の時点)の
レース生活で実践でやってきたことで
これが正しいとか、その考えは間違ってる
理由はこうだと言えるわけだし確信を持てるわけです。」


「私は自分の実践と勉強それに経験を信じて
私流にやっているわけですが
私の考えでは必要ないと思われるようなことまで
日本人は知ろうとしたり、あるいはすでに知っている

ところが本当に知らなければならないことを知らなかったり
興味を持たれない人がまだ少し多いように思います」


「知識も大切だがまず実践というものは
例えば家を建てるのに
身なりも良く知識も豊富な大工と
汚い格好で細かなことを知らない大工がいても
それは問題ではないということです

要はいかに良い家を建てるかということ
そのためにはまず基本を良く知り
それを実行できるかということのほうが大切なわけです」


「最高の管理とは
毎日毎朝の規則正しい管理しかないのです
これを毎日毎月そして何年も何年も変わらずにやることです」


質問者
「日本のレースマンは知識は豊富でも実践が足りない
いわば頭でっかちの人が多いということ?」



確かにその通りですね~
人のことは言えませんが・・・
まだまだ書きたい話はありますが次回に

年とともに

2019-07-08 22:29:20 | 日記
今日も一日中曇天
気温19・6度と寒いです

ブロック懇親会で隣席のグンザンの強豪さん
グンザンもかってのような熱が入らず・・・
惰性で飼ってる会員が多い!とか

あ~どこも同じだな~と思いました
やはり年とともに気力も体力も減少する!
当然のことながら鳩飼育にも影響する

集中力も衰えるので
本を読んでも中身が頭に入ってこないし
途中で飽きてしまうことが多い

本といえば鳩は机上の理論より実戦です
難しい理論など知らなくてもレースで強い人は沢山いる。
ここでファンブリアーナの言葉が出てくるのです

眠いので続きは明日書きます。

還元

2019-07-07 22:09:15 | 日記
今日も曇天時折小雨
気温19・9度で涼しいより寒い!
半袖では寒いので長袖を着ました

昨日は午後からブロック連盟の総会と表彰式
そして夜は懇親会

わては泊まらずに帰って来たのでアルコールは飲めず
ウーロン茶もイマイチなのでコーラを飲みましたが
ちょっくらコーラを飲みすぎた!

日帰りの仲間の車に便乗すれば良かったのですが
総会の前に役員会があったので
早めに家を出なければならず
仕方なく自分の車で行きました!

今回は当連合会が最多参加18名
これはブロック懇親会も連盟懇親会も
会費の半額を連合会で補助するようにしたら
参加者が激増しました

日本鳩レース協会の定款に書いてあります

(目的)
「第3条 当法人は鳩レースに関する事業及び
中略
愛鳩家の親睦を図ることを目的とする」
とあります!

ただ「レースだけやってればいい~!」
というものじゃないのです
連合会や連盟の枠を越えて親睦を図ることは
プラスになってもマイナスにはならない!

レースの奨励金だけでは一部の人にしか還元できないが
こういった形だと多くの会員に還元できる
レースは弱くても連合会や連盟のために
一生懸命やってくれてる人も少なくないのです
っていうか案外役員はレースに弱い?

役員なんかやらずに
鳩の世話を一生懸命やったほうが成績はいい!

相変わらず蒸し暑い

2019-07-05 22:28:38 | 日記
今日も曇り空で気温23・7度
相変わらず蒸し暑い!

なにしろ・・・これと言った話題がありませぬ
なので古本から1600k鳩の続き

ハフナー鳩舎を訪れた
アメリカ鳩界の著名なカール・ホーリスの記事

「私は長い間、
たんなるトラップを早くくぐらせるような
短距離レースではなく、
800kや1600kのレースに強い鳩を作出し
記録に挑戦するという事に興味をそそられていたので
長距離に強い血統を探し求めていた

フォート・ウェインは1600kレースが
盛んに行なわれてるところなので
このクラブの代表鳩舎のハフナー鳩舎を訪問してみた

ハフナー氏は5羽の1600k鳩をカゴに入れてくれた
私はこれらの5羽の鳩が
ただたんに1600kを飛んだだけでなく
それと同時に出来るだけ早く帰って来る事を可能にした
何か肉体的な共通の特徴が発見できないかと思って詳細にみた

数千の鳩舎、数百のクラブが今日なお、
なかなか作れないでいる1000k当日帰りの鳩が
この鳩舎では毎年のように作出されている
これらの鳩は、不変の力を持った一連の血統なのである

1600kレースは忍耐力のレースだと思ってる人達は
1600kを分速772mで飛び帰ることは
忍耐力というものを遥かに超えたものが要求される
という事を知らなければならない

ヨーロッパのどこを探しても
これら1600kに比較し得る鳩は存在しない

私は鳩を掴んでいる私の指が
なにか私が求めている回答を与えてくれはしないかと考えながら
これらの鳩を1羽ずつ6~7回にわたって見てみた

これらの鳩は長く強靭な主翼と
そしてゆったりと良く発達した筋肉組織を持っている
もし人間と鳩が比較できるものとしたならば
これらの1600k鳩は耐久力が要求される長距離レースの
記録更新を成し遂げた記録保持者の
それと同じ肉体構造を持ってると伝えたい。

私はこれらの鳩を見て
もし戦前の1600k翌日帰りの記録が
将来破られる事があるとすればこのハフナー鳩こそが
その第一候補であると思った

私は35年間にわたって数えきれないほど
多くの鳩を取り扱い、また審査してきたが
このハフナーの1600k鳩達は
まるでサヤの中に入ってるエンドウ豆のように
見ないで掴むだけでは
どれがどの鳩か見分ける事ができないくらいに
ひとつのタイプにできあがっていた

ついで私は翼をもう一度観察した
主翼と副翼には顕著な相違段階があり
私は非常の興味を持った。

私はこれらの血統がアメリカにある限り
アメリカ鳩の名声は世界のどこの国の鳩達のも負けない
最高のものを持ち続けるであろう事を
信じて疑わないもでのある」

大昔

2019-07-02 22:16:55 | 日記
朝は曇り空でしたが日中は晴れ間が
夕方からまた曇天に
気温30・4度!今日も蒸し暑い!


話題がないので古本から大昔の超長距離鳩

インディアナ州フォート・ウェイン・クラブの
超長距離鳩達

ハーゲン号
1905年テキサス州アビリンから
フォート・ウェインまでの1600kレースで
2日と3時間数分で帰還(3日目)
使翔者はスキリング博士で当時多くの愛鳩家は
争って博士の鳩を買い求めたと伝えられてます

アビリン号
1910年アビリンからの1600kを
2日と2時間数分で飛び ハーゲン号の記録を破った
使翔者はヘンリー・ビーチ鳩舎
当時の1600kは放鳩地に鳩を運ぶのに
1週間近くかかったとされ鳩達にとっては
非常に過酷なレースだった

ビュレット号
1913年アビリンからの1600kを
1日と11時間6分22秒(翌日)で帰還
オスカー・F・アンダーソン鳩舎

ウエイン・ジュニアー号
1927年アビリンからの1600k
1日と10時間22分20秒(翌日)
C・W・オーティン鳩舎の雄鳩

これらの鳩の血がハフナー鳩に流れてるのですが
その源はアメリカの在来トレントン系になる

再度チャレンジ

2019-07-01 21:58:58 | 日記
朝から曇りでしたが日中若干日が射した程度
気温30・2度の真夏日
それほど暑さは感じなかったのが
夜になって行き成り蒸し暑くなったら
雨が降り出し直ぐに止んでしまった

ヤッパリね!蒸し暑いはずです
雷雲が近くに来てたようです

種鳩小屋では1ペア配合変え
昨春遅くに当舎にやって来た09年の雌鳩
その年は産卵せず

今春は早く配合して様子見
しかし産卵しないので雄から離し
そのまま分離状態にして置いた

何とかヒナを引きたいので
ダメもとで再度チャレンジです
状態は悪くないし・・・
繁殖不能になる年齢でもないのですが