さんぽ道から

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黒田日銀総裁の采配の見どころです…

2018-07-28 17:01:50 | be short



来週 月火の日銀の金融政策決定会合で 今まで 6年続いた金融緩和策を若干変えるかもしれないと、今週始めから国債と株式の市場で 投資家の思惑の買い・売りが 出てきています。
どんな思惑でしょうか?

日銀が 2 %のインフレ達成 (デフレ経済を改めるため、 超低金利で市中にお金を沢山流して、消費を上げる政策)を半ばあきらめ ゼロ金利の見直しをするのではと 景気の後押しのため実施していた ETF(上場投資信託)買いの規模/構成を見直すのでは の思惑です。

具体的には、
・徐々に ゼロ金利を段階的に引き上げて 正常な金利水準を目指すのではという思惑と

・年間 6 兆円の予算規模で実施している株式の ETF買い(日経平均型 ETF 30%、TOPIX型70%)を 予算を 4兆~ 6兆円などと規模を下げ、(日経平均型は大型株に恩恵が偏りがちなので) ETF買いは全量 TOPIX型に変えるのでは との思惑です。

注)日銀は( ETF買いを通してですが)株をなぜ買うのか疑問ですが、これは株価の下落で景気が悪くならないようにすることと インフレ上昇が止まらなくなってしまった場合保有する ETFを売ることによって市中の通貨供給量を下げ 金融市場のコントロールを可能ならしめること と日銀は説明しています。しかしこれが過ぎると 株価は企業の実績とは乖離するものとなり、企業経営の問題点が分からなくなり ETFの売却タイミングを間違えると株価の暴落 → 経済の悪化につながりかねないというリスクがあります(ね)

この思惑の影響は、
・政策金利引き上げ思惑は、10年国債の金利を 0.03~0.05%水準を 急速に0.11%ほどに引き上げました。ただこれは国債をかなり保有する銀行の採算性悪化懸念(確定期限債権は金利が上がると債券の流通価格はその分下げる)をもたらし、延いては銀行の採算悪化 → 金融不安をもたらしかねないと、日銀は、27日の午後急きょ 金利0.1%で無制限に国債を買い取る政策に出て 10年国債の金利上昇を抑え込みました。

・政策金利の上昇懸念は また ドル安円高を($/112 円台半ばを $/111 円程に)進行させ、

・ETF 買いの見直し思惑では、日経平均採用の大型株がかなり下落させ、TOPIX の大半を占める中小型株の値を上げさせました。TOPIX の指数構成に大きな銀行株も上げ、企業業績に連動しない株価の動きとなりました…


<日銀は30~31日に金融政策決定会合を開き、その後に黒田東彦総裁が記者会見します。急浮上した金融緩和政策の修正観測のほか、貿易戦争の行方や新興国市場、原油相場の動向など、マーケットに大きな影響を与える要因をどのように分析し、どう対応するのかに注目が集まります。国内では西日本を襲った豪雨被害や猛暑なども景気のリスク要因となります。物価上昇に勢いは見られないものの、人手不足や原材料高はじわりと進み、企業収益や消費者心理にも影響を与えています。緩和修正観測や内外のリスク要因を巡り、黒田総裁は何を語るのか。記者とのやり取りに注目です。>7月25日付 日経チャンネルマーケッツより

7月31日15:30頃からの黒田日銀総裁の記者会見は 今週の市場の思惑買い・売りがどう変わるのか 続くのか を予想させるもので、個人投資家も必見です。 6 年ぶりに TV 中継を見ましょうか…

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