さんぽ道から

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英国の EU離脱交渉の行方…

2018-07-10 10:38:38 | be short


英国メイ政権の閣僚が辞任した という。辞任理由は メイ首相の進める EU 離脱( 2019年 3月)に臨む方針が気に食わないというもの。辞任した閣僚が、EU との離脱担当相と 外相という主要閣僚であったので、世界的なニュースとなりました。

これは 英国の EU 離脱交渉は 交易の世界的な ブロック化か 自由貿易化か のどちらに流れに進むのかにも関わるように思える関心事です。


因みに 各閣僚の主張は、

メイ首相の方針は、
EU 域内での工業製品や農産物の規格や 通商ルールを 英国は EU 離脱後も堅持するので、EU との間の通商は 現状と変わりない(相互に 無関税+自由貿易を続ける)現状維持 とするもの。多くの英国の企業や 英国に進出している外資系企業が 望んでいる政策といわれています。

閣僚辞任したデービス前 EU 離脱担当相は、
メイ首相案は あまりにも容易に EU 側に妥協するもので、英国経済を危険にさらすもの。 EU 離脱政策ではない としています。

ジョンソン前外相は、
2016 年のEU 離脱国民投票は 英国は EU 単一市場から離脱し、EU に縛られない 他国との自由貿易を志向したもので、メイ首相案は国民の EU 離脱という夢を踏みにじるもの と主張。

です。


メイ首相の案は EU 離脱ショックを最も少なくするもので、個人的には 理想的に思えますが、EU は英国との無関税・自由貿易条約案は 英国のいいとこ取り となる としています。そして EU がメイ首相案を拒否した場合は 英国と EU と経済関係は 何の決め事のない(無秩序離脱)関係になるといわれ、メイ首相は 現方針を変えざるを得なくなる ともいわれています。

EU から英国が離脱した一番大きな理由は 移民問題で、メルケル独首相の 寛容な移民受け入れ政策では 移民リスクが増大してしまい、EU にはいられない との英国民の判断でした。ただ メルケルさんも 最近では EU 全体を纏めるには 移民の受け入れ制限は必要 と考えざるを得なくなってきていて、英国の EU 復帰も 環境の変化で あり得なくもないのでは?

英国と EU との EU 離脱交渉は 何でもありの様相を呈してきた ということでしょう。

同じ島国で、資源を外地に頼らざるを得ない国で、隣に大きな(自由)貿易圏をもつ国の在り方は? 移民問題とは? 日本にとって大変参考になるものです。
英国の今後の経済・社会政策は そしてその行く末は、メイ首相の EU への対応には 要注目です。

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