鉄道の事故のニュースが続いてます。
・18日の朝 7時半 米国のワシントン州で通勤電車が速度オーバーでコーナーに入り、脱線し、3名が亡くなった（負傷者100名）という。12 年前尼崎で起きた JR福知山線の速度オーバーで起きた脱線転覆事故（107 名死亡 562 名負傷）を連想させる事故でした。
・11日の名古屋駅では新幹線 N700系の車台枠に脱線手前の状態の亀裂が見つかりました。車台枠は頑丈な鋼鉄製故 10年で割れるものではないので、なぜ割れたか原因究明が急がれます。日常の整備点検を通り一遍に済ませているのでは…
・16日には JR京浜東北線で架線が切れ 7時間も不通になりました。22 万人に影響が出たという。事故の日の早朝に行った架線の整備が不良であったためという。
・首都圏屈指の混雑率の東急田園都市線の事故（設備の老朽化で、6月 29日桜新町の送水管破裂、7月 7日渋谷で信号機ケーブルから発煙、10月 19日三軒茶屋の配電所ショートで、何時間も電車を運行停止させた）も続いている。東急は渋谷や二子玉川での地域再開発に投資しているが、東急の屋台骨である鉄道事業に手抜かりはないのか…
航空機事故ではありませんが、鉄道も事故が続く？
地球温暖化の影響が、平均気温の上昇にとどまらず 天候不順でも現れてきてますので、二酸化炭素の排出量の少ない（車の九分の一）鉄道は 今後の旅客貨物輸送の主役であるべきです（鉄道の輸送量はバスの四倍、消費エネルギーは車の六分の一、飛行機の四分の一でもあるのです）。
鉄道界には、ぽっぽやの乙松さんのような地道な方は少ないのでしょうか、先月つくばエクスプレスが 20秒早く出発して運行会社が謝罪しました（海外も含めて笑う方が多く、よくやったという方は少なかった？）が、公共輸送に携わる責務や自分に厳しい つくばエクスプレスは もっと称賛されていいのでは？
事故対策をしっかりして 新幹線を生んだ日本が率先して 世界の鉄道の 精度ある仕事や安全運行の先導者になることを切に望みます。
