さんぽ道から

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誰がなっても前知事よりは増し

2016-07-06 06:11:19 | ダイアリー


東京都知事選に立候補の意思を示している小池氏が、昨日、自民都連会長の石原氏と会談したという。

小池氏が自民の推薦を要望したのに対し石原氏は、参院選挙日以降、7月10日以降に推薦するかどうか決める、といったという。

7月10日以降に選挙準備を始めると選挙準備が間に合わないので、石原氏の返答は、実質、小池さん、都知事選に出るなら勝手におやりなさい、と通告したものだろう。


自民都連会長としての石原氏の舛添前知事への後手後手の対応からすると、石原氏の先送りの本人の意思のようにも見えますが、大きな決断故、自民党の指示だったのでしょう。

石原氏即ち自民は、なぜはっきりと、増田氏を推薦する意向で、小池氏の要望には添えない と小池氏に伝えなかったのだろうか? 小池氏の人気が、小池氏を無下に蹴ると、参院選挙に影響するとふんだのでしょう。

先送りによる不支持の表明は、自民の思惑とは逆に出て、参院選の東京都選挙区では、自民は苦戦するような気がします。都民は自民が考えているほど 鈍くはないからです。

自民は、また、議会と知事(=行政)は一体となって政治を行うのを是といしているようだが、議会と行政はお互いにけん制し合ってこそ、市民都民へのきめ細やかな政治が可能のような気がする。特に黒い利権が渦巻く議会との行政の一体化ほど怖いものはありません。

無所属でも、行政に明確な意思を反映させるとする 小池氏には都知事に 是非 立候補してもらいたいもの…
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