さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

文字ずらだけでは判断は難しい・・・

2014-09-06 05:35:16 | ダイアリー

最近の国際的な紛争は、当事者の呼び方・ネーミングによって、その報道はかなり違って見えてくる。 親ロシア派や イスラム国は その最たるものだろう。

親ロシア派とは ロシア系ウクライナ市民のような印象だが、
実態は、
・過剰とも思える支配権意識をもつロシア人(マレーシア機を撃ち落とすのを厭わない気質)であること

・ウクライナ領を略奪するため ロシア系住民と言えども領域を撤退するもの(バスによるウクライナからロシア領への集団帰郷等)は攻撃する(同胞たる市民より占領地域が優先)ロシア兵です。


イスラム国は、イスラム教スンニ派の超過激派で 首切り武装集団だけのグループとの印象だが、
実態は、
・今年一月にシリアとイラクにまたがる イギリスほどの支配地域で 独立を宣言した(原油を他国へ売る収入や資産家・異教徒からの収税の国庫があり、元シリアの役人が大勢が行政にあたっている)された(2万人弱の兵士の大半はシリア人だが約一割は欧米諸国からの志願兵で、兵士には住居と500ドルほどの月給が支給されている)軍隊組織。

・国家といえども(預言者ムハンマドの後継者を名乗る)独裁者一人が(支配地域のものの小売価格から処刑まで)すべてを決めていて、どの(スンニ派イスラム)国からも認めていない体制。


どちらも
自己中心的で 排他的で マスメディア活用型武装集団で、住人の意思を無視する紛争当事者だが、

・民主体制のウクライナ政府を認めない ロシアや 中国や 世界の警察官をやめた米国や アナン前総長と比べると紛争介入には消極的なパン総長の国連や 英国を除く 露との交易による利益が最優先と経済制裁に及び腰の欧州諸国や 捕虜には金銭的対応しかない そして 北方領土を返してもらえるかもと過剰な期待をする安倍外交等が 相まって 今後とも 両勢力は拡大し続けるだろう。

狂暴化する武装集団や 容赦のない武力勢力には 対抗手段はないのだろうか?

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