どの国と結ぶかは問題だが…

アメリカは、シリア政府軍の化学兵器を国際管理下に置くとするロシアの提案を受けて、シリアが化学兵器を放棄するならシリアは攻撃を受けないとマスコミに答えたという。

どうもアメリカはシリア空爆を止めたようだ…

世界経済・景気にとっては朗報だが、地域紛争や人権侵害に対する今後のアメリカの力（影響力）は激減するだろう。
いざというときには米軍出動がありうるという重しが無くなったので、対峙者間では、兵力・武力・実行力のあるものがより一層支配権力を持つようになる…

周辺国を見ると、中国はロシアと今後も共同歩調をとるだろうし、韓国は国連を味方につけているので、日本は、民主党下のアメリカからは中韓よりプライオリティーでは下位だったので影響は限定的だが、アメリカの威信低下で、中韓露との外交はますます受け身一方に追いやられるだろう。

さっそく中国は7隻もの船を日本領海に侵入させ、日本周辺に無人機を飛ばし始めた。
韓国は、日本がオリンピックで経済力をつけるのを警戒しなければならないと、裏工作から公言へと変え始めた。
これからのロシアとの北方領土返還交渉も推して知るべしとのものに終わることが予想される。

集団的自衛権を本格的に議論すべき段階に来たようだ。