お萌えば遠くに来たもんだ!

感想<映画・TV・書籍・マンガ>については、鑑賞後のネタバレを含んでいます。

2015 10~12月読んだ本

2015-12-31 | 読書
小説 ふたりはプリキュア (講談社キャラクター文庫)
鐘弘 亜樹,稲上 晃
講談社


初代プリキュアのノベライズ。志穂莉奈、さなえおばあちゃん、ポイズニーとキリヤ。懐かしい。そしてシリーズ中の謎であった、さなえおばあちゃんとミップルの関係。期待してたのとは違ったけれど、これはこれで有りかな。

バリ3探偵 圏内ちゃん 忌女板小町殺人事件 (新潮文庫nex)
クリエーター情報なし
新潮社


待ってましたの第2巻!前作の登場人物から「繋がり」あるのはわかってましたが、なんとドS刑事黒井マヤ参戦!マジンガーZ対デビルマンの世代としては、燃え&萌える展開!前作に比べると、キャラクターに馴染みがある分、後半は結末ありきの展開になってしまった感は否めません。とは言え、新キャラの小鞠咲耶も魅力的だし、是非とも実写映像化していただきたい!

禁断の魔術 (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋


真夏の方程式で語られた、湯川の未来ある若者へ向けた真摯な心。この作品はさらにそのテーマを推し押し進めた感じでした。願わくは、若い二人の将来が輝いたものでありますように。それにしても今作は、今までの作品よりTV版のキャストの顔やお芝居が浮かんで来ました。映像化されていないからかな?

小説 ハートキャッチプリキュア! (講談社キャラクター文庫)
山田 隆司
講談社


キュアムーンライト=月影ゆりのエピソードがメインのノベライズ。TV放送ではほとんど描かれなかったコロンとの出逢いの描写に大満足。反面、後半のダイジェスト感も半端ない。原作アニメのファンだからどうしてもそこが気になっちゃう。ああ、できれば「ハートキャッチプリキュア エピソード0」何てタイトルで、一章と二章をアニメ化してくれませんかねぇ…。

彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? (講談社タイガ)
クリエーター情報なし
講談社


ひさしぶり?の森SF。というよりは、観念的なテーマの強い森文学。「電気羊…」=「ブレードランナー」に変換される世代なので、この手のモノは好みだなあ。まあ、これをSFと言い切れない点はその世界観にも一因あるし。シリーズとのことなので、続巻が楽しみ。

新釈 走れメロス 他四篇 (角川文庫)
森見 登美彦
KADOKAWA / 角川書店


近代文学の名作を現代を舞台に改変、とあったので「どんなものか」と恐る恐る手に取りましたが、冒頭の2頁を読んだところで「モラトリアムをこじらせまくった登場人物」が「ちょっと不思議な京都を舞台」に繰り広げる、なんのことはない「いつもの」森見作品でありました。五編の中では「桜の森…」の展開が心に染みました。「走れメロス」以外は原作をちゃんと読んだことはありません。ちょっと興味はありますが、きっとこの先も原作を読むことはないでしょう。千野帽子氏の解説まで、読み応え満点の一冊でした。

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