カンボジア経済

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鉄道 プノンペン空港線に乗ってみました

2018年04月21日 | 社会・風土
 4月10日に開通したばかりの鉄道プノンペン空港線に乗ってみました。
 起点のプノンペン駅もカフェができてベンチも置かれて、駅らしくなっています。7月までは無料なので、切符を買う必要はありません。駅には、一部の航空会社(ANAを含む)に対応しているセルフチェックインカウンターもできていました。
 列車は、今のところ1編成のみで運用されているようです。編成は、1両の客車の前後にディーゼル機関車を連結しています。客車はロングシートでエアコン付きですが、窓は開きません。メキシコ製のモダンなディーゼル車が6月には投入される予定としています。空港までの所要時間は片道25分ほどでした。線路の状態が完全ではないので、結構揺れます。沿線は、バラックのような住宅が立ち並んでおり、また、ごみが散乱しているところも多いのは残念です。運行間隔は、約1時間に1本というところと思われます(時刻表はありません)。
 プノンペン駅からポーチェントン駅までは本線を走り、そこから分岐して道路との併用軌道(約1.5キロ)を走ります。併用軌道の道路部分は、まだ舗装工事が完了していない部分も残されていました。空港駅は新設されたもので、ターミナルから駐車場を横切った国道4号線沿いにあります。ホームや待合室はきれいに整備されていました。なお、空港駅からは、空港側にしか行けず、4号線側には出口がないので注意が必要です。
 乗っていたお客さんは、クメール正月の時期ということもあって、観光目的の地元の方が多いようでした。空港からは欧米系のバックパッカーも乗っていました。なお、鉄道の運賃が無料なのに加え、配車サービスのグラブがプノンペン駅から乗車する場合には、12,000リエル(約3ドル)の無料割引を行っているので、現在は、空港からプノンペン中心部までほぼ無料で行ける形になっています。また、プノンペン駅から独立記念塔までのバス(2ドル)も運行されています。
 今のところ観光鉄道ですが、今後本格運用されれば、空港利用客の10%程度(1日1000人ほど)を運ぶことが可能となるものと見られ、道路の渋滞が激しくなりつつある中で、一定の役割を果たすことが期待されます。

プノンペン駅。きれいに整備されています。


プノンペン駅舎内。カフェもでき、ベンチも置かれ、インフォメーションも整備されました。


プノンペン駅にできたフライトのセルフチェックインカウンター。まだ、全ての航空会社には対応していないとのことですが、ANAは対応済とのことでした。


こんなモダンなディーゼルカーが入線するらしいです。


客車内の様子。クーラーも効いていて、概ね快適です。楽しい雰囲気です。


併用軌道部分。道路部分はまだ工事中です。


空港駅。新設ということもあり、とてもきれいです。


配車サービスのグラブは、空港発着の場合は、12,000リエルの割引を実施中です(コードは「GRABTRAIN」です。)。無料で、バンケンコンやリバーサイドまで行くことが可能だろうと思います。



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