カンボジア経済

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バンクオブアメリカ・メリルリンチのカンボジアレポート

2012年03月20日 | 経済
 バンクオブアメリカ・メリルリンチ(日本)は3月9日に「変貌するアセアン経済と日本企業」と題する顧客向けレポートを発表しました。この中で、カンボジアについては、人口1,400万人、名目GDPが僅か1兆円のアセアンの小国だが、高成長が続くアセアンにあって、ベトナムとタイに挟まれた地理的立地を活かし、生産基地としての地位を高めているため注目されていると解説しています。
 中国では人件費が毎年15%上昇し、タイでも最低賃金が40%引き上げられました。カンボジアは海外からの製造業投資を呼び込もうとしているため、最低賃金は2015年まで61ドルで固定されています。福利厚生費や残業代を入れても、工場労働者の月給は100ドル程度と、タイの4分の1に留まるとしています。
 日本企業についいては、先鞭を切ったミネベア等を紹介しています。消費財では、味の素が工場進出し、ブランド価値を高めているとしています。イオンも2014年に最大のショッピングモールを開業予定です。双日は農業関連事業を行っていると紹介しています。



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