ＪＥＴＲＯ調査レポート カンボジア・ラオス・ミャンマーへの日本企業の進出

　ジェトロセンサー3月号の特集記事「新興メコンの実力」です。カンボジア、ラオス、ミャンマーへの多分野における日本企業の進出について分析されています。「中国、タイ、ベトナムなどでの賃金上昇、労働力不足などを受け、カンボジア、ラオス、ミャンマーをリスク回避候補地と見る輸出加工型企業が増加している。分野としては、縫製・製靴など労働集約型産業が主流だが、業種は広がりを見せている。今後、これら諸国を新たな投資先に選定するに当たっては、各国の特徴や優位性を正確に把握することが大切だろう。」とアドバイスしています。
　カンボジアについては、日本向け輸出はこれまでの靴に加えて縫製品も急増しています。靴製造のタイガーウイング社、手袋製造のスワニー社等の例が取り上げられています。更に、小型モーター等の部品類の輸出の増加も期待されるとのことです。部品産業の進出例として、小型モーターのミネベア社、自動車用等のワイヤーハーネス製造等についても紹介されています。課題としては、電力、物流、人材の3点が挙げられています。

ＪＥＴＲＯのサイト
http://www.jetro.go.jp/world/asia/kh/reports/07000833


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