カンボジア経済

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総額11億ドルの援助表明

2010年06月08日 | 経済
 6月2日~3日に、プノンペンの開発評議会会議場で「第3回カンボジア開発協力フォーラム(CDCF)」が開催されました。この会議は、カンボジア政府と開発パートナー(ドナー)各国・国際機関が集まって、カンボジアの開発と国際協力について討議するものです。今回の会議には、フンセン首相、キエットチョン経済財政大臣ほか、カンボジア政府の各大臣等、各国大使、世界銀行等の国際機関の代表が参加しました。
 CDCFでは、開発計画とその達成状況、マクロ経済政策、農業、ソーシャルセーフティネット、公共サービス改革、地方分権、援助の効率性、共同モニタリング指標等について熱心な討議がなされました。
 各国から今後1年半の援助について発表され、総額は、11億ドル(約1000億円)と、前回(2008年12月)の9.5億ドル(約900億円)を16%上回る額となりました。国別のプレッジ金額は非公表となっていますが、キエットチョン大臣によれば、日本が最大の援助国とのことです。新聞報道によれば、日本は1.3憶ドルの支援を表明しました。アメリカは6850万ドル、EU6000万ドル、英国3300万ドルとのことです。金融危機もあって援助の伸び悩みも懸念されていましたので、カンボジア政府は日本をはじめとする各国に深い謝意を表明しています。

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