Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

Make ○○ Great Again?

2020-12-20 | Esoteric Astrology
あさってはグレイトコンジャンクションだ。木星と土星が合に、しかも水瓶座で、だ。

しかしグレイトっていう言葉にモヤモヤする。世の中、なかなか良くならない風に思えるのは、グレイトな何かにみんな期待しているからではないだろうか。。。とか。

高度経済成長のころ、劣等感をバネに頑張ってきたオヤジたちは、そして、バブル期を経験してきたおやじたちは(わたしもいちおうバブル期は通ってきているが)、またグレイトアゲインを夢見てたりするのだろうか?「がんばればなんとかなるのに、今の若いものは弱すぎる」とかいう。いや、あんたの時代は高度経済成長期だったから・・・。そして相変わらずの男尊女卑や無自覚の差別意識に無頓着。

世界に救世主を求める人たちは、祈っていれば、地球は(自分は?)アセンションすると思っている。グレイトな変化を求めている。いや、そんなにすぐに変わらないから・・・。変わるのは自分がいなくなってからかもよ。

3.11の震災の後の脱原発運動、安倍やめろ運動、幾度かの選挙、後なんかあったっけ?われらが声をあげた運動はことごとく負けている。世界が変わらないことに対する苛立ちや敗北感から、もう闘うことに疲れ、燃え尽きる人、あきらめる人も多いことだろうと思う。

でも、昨日、もりぞうがこう言っていた。現在行われている政府のエネルギー基本計画の会議をみていると、原発を使うことに対して積極的ではないという。少なからず、市民の原発への反発がボディブロウのように効いているのだろうと。

私たちは大事なことが決まる前の政府の動きを意識していない。知らされていないし、知ろうともしないし、あることすらわからない。メディアも何も言わない。どうでもいい情報しか流さない。気づいたときに、「あれは陰謀だ」と言い被害者モードになる。

しかし、世界をよく観察している人は、どこで何が起きているか、そして、そこにある希望も絶望も良く観ている。そして、小さな変化に気づいている。だからこそ、あきらめず、たゆまずコツコツ進んでいける。

グレイトなものではなく、小さいところに真実がある。もう、時代遅れの、やり方はやめたい。

土星と木星が出会うことは大事にしたいけど、オレの動きもちゃんと見てくれと、私の中の水星は言っている。グレイトなものに期待するなんて雑でダッサい野郎だな、と言っている。おいらが逆行したら、すぐにあたふたするお前らもダサいなと言っている。もっと、注意力を研ぎ澄ませと言っている。

(絵:Abraham Danielsz. Hondius - Mercury and Argos


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