都会でサバイバル！どうしたら生き残れるか？？

裏磐梯に11月2日に移住するため、
都内で飲み会をしようという話から、
せっかくだったら、代々木公園でも散策しようという話に。

今、相模湖で薬草講座を行っていますが、
相模湖に比べると都心部は薬草が見つけにくいね、
という話も出ているので、実際にじゃ、どれぐらいあるのか
見てみようかなということになりました。

パーマカルチャーセンターで植物の授業を担当している
池竹さんにも加わっていただいて、代々木公園を散策することに。
トランジションタウンを渋谷でやろう！！という動きも
スタートしたので、ちょうどいいね、ということで、
代々木公園の資源探しにもなりました。

しかし、この日は降水確率100％
それも珍しいなぁ。
池竹さんも私も晴れ男＆晴れ女なのにパワー通用せず…。
にも関わらず15名ぐらいの参加者が集ってくれました。
みんな雨にも負けず、元気です。



ふと下をみると、マテバシイの実がたくさん。
渋みがあるけれど、炒ったら食べられるとのこと。
そして、スダジイの実はそのままでも甘味があって美味しい。
これは、なんかサラダのトッピングにも使えそう。

薬草も大事だけれど、いざとなった時に、
炭水化物源としては、シイの実は役立ちそうです。

意外にも、ノビルがあったり、クサイチゴがあったり、
食べれるものが生えていました。
もうちょっと、観賞用の植物ではなくて、
食べたり生活に直接的に役立つものを公園でつくってもいいのにね。

あまりに雨がすごいので、予定より早く切り上げ、
代々木オリンピックセンターで、みんなでお茶をしました。
その時に、3つのグループにわかれて、
「石油が1リットル1000円になったら東京はどうなる？」
「地球の平均気温が2度上昇したら東京はどうなる？」
「食料輸入がストップしたらどうしたらいい？」
というテーマでそれぞれ話をしました。

暗い話ばかりになりそうなので、
もうひとつ「代々木公園を好きにしていいといわれたら何をする？」
というお題。
面白いアイディアがいっぱい出ました。

・畑を作り、子供たちに農業体験をしてもらう（徴兵ならぬ徴農）
・できた野菜は、ホームレスの人に販売してもらい経済も回るようにする
・エコモデル公園として、パーマカルチャーデザインをする。
・太陽光パネルを設置して地域の電力をまかなえるセンターに。
・役に立たない植物から有用植物に変える
・コミュニティトイレをつくり、近隣の人はそこでトイレをしてもらい、
たまった人糞でバイオガスをつくる
・子供たちの環境教育の場に
などなどの意見が出ました。

重ねていろいろやっていくと、実現可能な具体的なアイディアに
発展しそうです。
まずは、代々木公園の資源マップ（薬草や食料になる植物のマップ）などを
つくるといいかもしれませんね。

そして夕方からは、区民会館の和室で、まったり
もちよりの飲み会です。薬草酒も並びました（写真とりわすれた～）。
デジカメの充電器を裏磐梯に忘れたので、携帯カメラです・・・。





みんな、手づくりのものやお気に入りのお店で買ったものなど、
ずらっとご馳走が並びます。すごい！！
お店に行って飲み会より、ゴージャス。

名札にどこに住んでるかを書いてもらって、
近所の人探し。つながりが出来ていったらいいな。
自己紹介をしつつ、ご飯を食べつつ、しばらくご歓談後、
私のほうから裏磐梯への移住の経緯をお話させていただいて、
これからやりたいことのお話を少しさせていただきました。
美しい風景写真もいっぱいみてもらいました。


これからの裏磐梯での活動案はこちら

その後、池竹さんから代々木公園散策の総括をしていただき、
都会にある植物たちのお話をしていただきました。
活用できるものがどれだけあるかなどなど。

代々木公園の活用法といい、知恵を絞れば、
都会でもなんとかサバイバルできるし、
捨てたもんじゃないと思える1日でした。

夜はたぶん30人近くいたので、
ひとりひとりとはたくさんお話できませんでしたが、
ご近所さん同士のつながりも、
ちょっとできていたらいいなと思うのであります。

なんか、楽しかったので、移住前企画とは言ってみたものの、
また、企画したいなと思うのでありました。