今年は、「かわぐち環境フェスタ2017」との同時開催で、
「ストップ!食べロスクイズ大会」と、同じ部屋で「食品ロス」についての情報発信も行いました。
この取組みは、川口市地球温暖化防止活動推進センターと、全国各地で「もったいないゼロキャラバン」を実施している生団連(国民生活産業・消費者団体連合会)とによるものです。
もったいないゼロパネル展、もったいないゼロクイズラリー
食品ロスに関する、「世界のもったいない」「日本のもったいない」「家庭のもったいない」「消費期限・賞味期限の違いを知ろう」「もったいないゼロを目指そう!(買い物編、料理・活用編、片付け編、保存編)」のパネルを展示。
「賞味期限」「消費期限」を見てみよう!と、実物も展示。
「よく見てみると、消費期限だと思っていた日付は、賞味期限が多かったのにびっくり」という声も!
そうなんです・・・意外と良く見ていないことが多いので、お買物するときに見てみてくださいね
そしてパネルを見ながら、クイズに挑戦
川口市廃棄物対策課のパネルも展示しました。
もったいないゼロ宣言
「つい捨ててしまいがちな食品」「食品ロスをしないために、今後気をつけたいこと・工夫したいこと」を貼ってもらいました。
「つい捨ててしまいがちな食品」
1位 野菜
2位 お菓子
3位 パン
「食品ロスをしないために?」
1位 残さずしっかり食べる
2位 必要以上に買いすぎないようにする
3位 冷蔵庫や食材のチェックをしてから買い物する
でした。
もったいないゼロ上映会
「のこりものがたり」という、「世界食料デー」月間呼びかけ団体が作った、18の動画を上映しました。「を、むすびくん」「地球儀さん」「水さん」「まつたけさん」「にんじんさん」などなど、とっても可愛い動画です
YouTubeでも見ることができますので、よかったら見てくださいね。
もったいないを体感してみよう
一人当たりの家庭系年間食品ロス量(約22kg)の重さを体感してもらいました。
バケツに22kgのおもりを入れたものを持ってみると・・・
「お、おもいっ」
その重さに、みんなびっくり (私も持ってみましたが・・・重かったです)
もったいないを見てみよう
川口市地球温暖化防止活動推進センター発行の「環境学習お助け情報」No.7
でご紹介した、京都市からご提供いただいた食品ロスの写真を大きく拡大して展示しました。
「これ、まだ食べられそうなものばっかり」
「こんなにたくさん、すてられているの!?」
等々、みんなびっくり
のこさず食べきるレシピ
食べきれず残ってしまったときのレシピを幾つかご紹介。
「ミニトマトで、干しトマト」
「さつまいもで、干しいも」
「牛乳で、ミルクくずもち・カッテージチーズ」
試食は残念ながらできませんでしたが、レシピ通りに作ったものも展示しました(食べたかったなぁ・・・)。レシピは、元小学校の先生が用意してくれました。
ストップ!食べロスクイズ大会
川口市地球温暖化防止活動推進センターの特別企画。
子どもたち向けに、6つのクイズを出しました。
・「1人1日、どのくらいの食べものがすてられている?」
・「世界全体の食品ロスはどのくらい?」
・「ごはんが食べられなくて、困っている人は世界でどのくらい?」
・「賞味期限と消費期限の違い」
そして最後に、「食品ロスをへらすためにできること」
約100名のかたにご参加いただき、みなさん楽しんでいってくれました
また、夏休みの自由研究をしたい人には、参考資料も差し上げました。
クイズでもふれましたが、異常気象が増えてくると、私たちの毎日の食べものにも影響が出てきてしまいます。世界で生産される食べものの3分の1が捨てられていて、世界では9人に1人が飢餓で苦しんでいる・・・
そう考えると、毎日の食事をだいじに食べていきたいですね。
食品ロスをへらすために、みなさんも、できることにチャレンジしてくださいね。
今回、この企画を一緒に実施した生団連の「もったいないゼロキャラバン」ホームページでは、「もったいない自己診断テスト」や今回展示したパネルの内容などをわかりやすく発信していますので、関心のあるかたはぜひ見てみてくださいね。
また、食品ロスに関するおすすめサイトを川口市地球温暖化防止活動推進センターのホームページでもご紹介しています。
その中には、川口市にお住いの井出留美さんの会社「office3.11」も
井出留美さんは、食品ロスの専門家で、「賞味期限のウソ」の著者です。今回のクイズも、井出さんの講演内容を参考にさせていただきました。ありがとうございました!
「かわぐち環境フェスタ2017」に来たみなさんに、食品ロスについてお伝えする機会ができてよかったです。夏休みの自由研究にしようかな?と思った人は、参考にしてくださいね。(浅羽)
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