國學院栃木【柔道部通信】

日本一を目指して太平山麓で汗を流す、柔道部の日々の活動記録をお知らせします。

早慶戦観戦記

2011年11月20日 | トピックス
本日、早稲田大学にて「第63回早慶対応柔道戦」が行われました。
ご周知の通り本校卒業生である、村山拓也先輩(早大主将、本校46期)と小倉大樹先輩(慶大主将、本校46期)が両校を率いて、史上初となる同一高校出身者が主将を務める早慶戦となりました。

試合形式は20人戦による勝ち抜き戦、早大側は村山先輩が15人目、後藤有輝先輩(早大3年、本校47期)が副将、慶大側は小倉先輩が副将という布陣でした。

序盤は慶應リードで勝ちを重ね、村山先輩の出番には慶應側は11人目の選手が相手、4人差をつけられての出陣となりました。

村山○(背負投)鈴木
村山○(出足払)鎌田
村山○(反則)高橋
村山○(内股)大前
村山○(合せ技)山本
村山○(合せ技)森山
村山○(掬投)利國
村山 (引分)小倉(副将)

上記の通り、村山先輩は鬼神のような気迫溢れる柔道を見せ、8人抜き、
消耗し切った中での9人目、小倉先輩との主将対決となりました。
両者は激しい攻防を見せ、あっという間に6分間が過ぎ、引分となりました。
怒涛の9人抜きを果たした村山先輩には早稲田陣営から大きな拍手が送られました。
一気に形勢を逆転し、早稲田5人残しに対し、慶應は大将の藤井選手のみという展開になりました。

早大     慶大
石原(一本)○藤井(大将)
佐藤(一本)○藤井
堀 (一本)○藤井
(副将)後藤(一本)○藤井
(大将)赤迫 (引分)藤井

慶應の大将・藤井選手は東海大相模の出身、4人目に後藤先輩との対戦となりました。
後藤先輩は積極的に攻めの姿勢を見せますが、中々藤井選手も動じません。
後藤先輩が動いて内股を仕掛けた1分38秒、うまく股の中で透かされ内股透で
一本負けとなってしまいました。
そして大将同士対戦、双方必死の攻めを見せるも7分間が過ぎ去り引分、
大会規定によりそのまま「引分=両校優勝」となりました。
(通算成績 早稲田の52勝8敗、3引分)※今大会の引分は3回目。

國學院栃木柔道部出身の先輩が伝統ある両校の主将を務め、
大変素晴らしい試合を行ったことは國學院栃木柔道部にとって、
この上ない栄誉あることではないでしょうか。
両主将、後藤先輩、そして大会運営に携わっていた
富岡愛実先輩(慶大1年、本校49期)本当にお疲れ様でした。


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