Those Were The Days of My Life

I will send you to The Path of Nevermore...
2度と戻れない過去への招待状

Ⅹ 1992

2010-05-03 02:00:25 | Music
5月2日はX-JAPANのHIDEの十三回忌でもあったんですね。

さっきまで、CSのTBSチャンネルで放送されていた
『X JAPAN WORLD TOUR Live in TOKYO~攻撃続行中~ ~無敵な夜~』
を見ていました。

たまたまTV画面上の番組表をチェックしていて見つけ、チャンネルを合わせたら、
ちょうどYOSHIKIのドラムソロが始まったところでした。
ドラムセットごと宙を舞うYOSHIKI。。。
YOSHIKIのドラムソロと言えば、最後にはYOSHIKIがドラムセットごと
倒れてしまうことで有名だったので、思わず
「気をつけて~!落ちないでね~!」
などと心配してしまいました(^^;)
あの細い体のどこにあれほどのパワーが潜んでいるのか。。。




一度だけ仕事でⅩの東京ドーム公演に行ったことがあります。
1992年1月の『東京ドーム3DAYS〜破滅に向かって〜』でした。

会場入りする前に、先ず外の広場に集まっていたファンたちに驚きました。
髪を染め、メイクして、ゴスロリ・ファッションに身を包んだ女の子たち。
その数のなんと多いことか。。。
数人で集まって、あちこちで円陣を組んでいました。
何が始まるのかと興味津々で見ていたら。。。
「おめーら行くぞオリャー!」という掛け声に続いて
それぞれが好きなメンバーの名前を絶叫し始めました。
体育会系ゴスロリ(笑)を見たのは初めてで、その情熱に感動しました。

会場に入ると、物販ブースの辺りは怒号や泣き声のカオス状態@@;
欲しかったグッズが売り切れてしまい、辺り構わず大泣きする女の子たち。。。
「あら大変、メイクが落ちちゃうわよ~」なんて思うのはオバサンの証拠で、
彼女たちはただ自分の感情に素直に突き動かされているだけ。。。
あの情熱を心底羨ましく思った私でした。

あくまでも仕事のお手伝いで行っただけなので、
ライヴは仕事の合間に時々覗く程度にしか見られなかったのですが、
有名なシーンを見逃すまい、と思い、
YOSHIKIのドラムソロと、Xジャンプ(?)はしっかり見ました。

私は、熱心なファンたちがライヴで揃った動きをするのを見るのが大好きです。
会場全体が同じタイミングで同じ手の形を作ってジャンプする様子は圧巻でした。

そういえばロンドンでザ・イエロー・モンキーのライヴを見た時
ファンクラブの皆さんと同じタイミングで飛び跳ねることができず、
「同じタイミングで跳ねないと足を踏まれるんだ。。。」と
思い知ったこともありました(笑)。


今夜見た映像に映っていたファンたちは、割と普通の服装の人が多かったので、
時の流れを痛感しました。
アーティストと共にファンも年齢を重ねて、
もうあの頃のような衣装に身を包むこともなくなったのかな、って。
でも服装は普通でも、情熱が冷めたわけではない、と。

ファンたちの情熱がX-JAPANを支えているように思えました。



hideの十三回忌法要には3万5千人のファンや関係者が参列したそうです。

33歳という若さで、志半ばで散ってしまったhideさんに 黙祷を捧げます。