Those Were The Days of My Life

I will send you to The Path of Nevermore...
2度と戻れない過去への招待状

FORMULA 1 British Grand Prix ’98

2006-06-12 20:03:08 | Sports
この週末はサッカーワールドカップとF-1ブリティッシュグランプリが重なって、英国はかなり盛り上がっていたんじゃないかと想像します。
ワールドカップの放送時間に鑑みて、F-1決勝のスタート時間を少し遅らせたそうで。
さすがフットボール(サッカー)&F-1発祥の地ですね

で、1日遅れではありますが、F-1のチケットをアップします。

1998年7月12日、英国、シルバーストーンサーキット。

<リザルト>
1 M.SCHUMACHER (FERRARI) 1:47'12.450
2 M.HAKKINEN (MCLAREN MERCEDES) 1:47'24.915
3 E.IRVINE (FERRARI) 1:47'31.649
4 A.WURZ (BENETTON PLAYLIFE) 1:47'29.402
5 G.FISICHELLA (BENETTON PLAYLIFE) 1:47'30.546
6 R.SCHUMACHER (JORDAN MUGEN-HONDA) 1:47'54.075

ポールポジションからスタートしたハッキネンが順調に走っていたのですが、スタート時には止んでいた雨がまた降り出し、コースアウトするマシンが出始め、終盤の土砂降りでついにハッキネンもスピンしてしまい、シューマッハにトップを奪われてしまいました。


当時ロンドンに在住していた友人夫妻と一緒に行ったのですが、サッカーはスタジアムで何度も観戦している友人がF-1初観戦の感想をこう言い表しました。
「やっぱりF-1の観客はサッカーの観客とは人種が違う。」
英国には未だに階級意識が根強く残っていて、サッカーは労働者階級の楽しみ、F-1は裕福な人たちの楽しみ、ということを身をもって感じたのでしょう。
で、その友人ったらレースクイーンと一緒に写真を撮ったりして楽しんでました
右はブリティッシュグランプリの公式プログラムです。



この翌年には、同じく英国はダービーシャーにある「ドニントンパークサーキット」に行き、併設の博物館で歴代のF-1マシンを堪能しまくってきました

連れて行ってくれた友人(一緒にF-1観戦した友人)に「セキュリティシステムが作動しているはずだから、触ったりすると警備員が飛んでくるぞ!」と脅かされたのですが、私はセナが'93年にこのサーキットで神がかりのような走りで優勝した時のマシンのステアリングを握ってしまいました
でも警報音が鳴る事も、警備員が飛んでくる事もありませんでした
他に来館者は見当たらず、貸し切り状態の中、マシンに乗り込んでみたい欲求を抑えるのが大変でした


2000年5月にはイタリアのイモラサーキットへ行って、セナの事故現場で黙祷を捧げてきました

サーキットのショップでお土産を物色していたら、店員のお姉さんが「どこから来たの?」と英語で話しかけてきて、「え?日本からわざわざ?!ちょっと待ってて!」と言って奥から持ってきてくれたのがコレ↓。

2000年のサンマリノグランプリ(イモラ)のオフィシャルプログラムです。
既にグランプリは終わっていたので、余った物とはいえ、「これ、あげるわ♪」とタダでプレゼントしてくれました
まだ買い物前だったので、プログラムをいただいちゃったからには...とあれこれ買い込む羽目に...
イタリア美女は営業もお上手(笑)。


「F-1ターミネーター」とも「紅い皇帝」とも呼ばれ、セナ亡き後のF-1を牽引してきたシューマッハですが...
盛者必衰の理は当然F-1界にもあてはまるわけで...
スペインから彗星のごとく現れた「青い稲妻」アロンソに皇帝の座を譲らなければならない時が来るのも時間の問題でしょう。

ドラマが多ければ多いほど、見ている側としては面白いのですが...
どうかもう2度と死亡事故が起きませんように、と祈らずにはいられません