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長面浦の牡蠣

今朝の東京は雨
予報では終日降ったりやんだりで 日中も気温は上がらず肌寒い一日になりそうです。

昨日 「キッチンが走る」という番組で、フレンチの河野透さんが「実りの秋 豊穣の里再び」をテーマに NHKのキッチンワゴンで石巻市を訪れ、よみがえった「かき」「宮城米」、そして特産の「豚肉」などみちのくの味を堪能しながら、ふるさと再生に奮闘する生産者たちにエールを送る様子が放送されていました。

その中で取り上げられていた食材の一つが「長面浦の牡蠣」
「ながつらうら」と読みますが、牡鹿半島根元の北上川が太平洋に注ぐそばの波の穏やかな内浦で、牡蠣の餌になるプランクトンが豊富なため、通常出荷まで2~3年かかるところが1年で大粒の牡蠣が育つそうです。


その長面浦で牡蠣の養殖に励む一家が紹介されていましたが、その地域はいまだに夜間の立入りが禁止されていて、高台の仮設住宅から毎日通いで牡蠣の筏の手入れに来ていると聞いて、驚くと同時に自分の無知を恥じるところに。。。。 
東日本大震災と聞けば福島第一原発の事故でいまだに12万もの人が県内外で避難生活を余儀なくされていることはマスコミでも伝えられていますが、9月末の時点で 宮城県で74,848人(県内のみ)、岩手県では30,242人(同)、3県の行政機関が公表している人数で222,463人(福島は県外含む)が仮設住宅など自宅に戻れずに生活せざるを得ないという現実に、東日本大震災の爪痕の大きさを考えざるを得ませんでした。

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