江別創造舎

活動コンセプト
「個が生き、個が活かされる地域(マチ)づくり」
「地域が生き、地域が活かされる人(ヒト)づくり」

記念碑とタイムカプセル

2013年06月29日 | 歴史・文化

 100記念碑と除幕式は、10月5日、市民会館の前庭において行われました。
同時に、山田市長の50年後の江別市民にあてたメッセージを含むタイムカプセルの埋設式が行われました。

 市長のメッセージは、江別の生い立ちから現勢を語ったのち、次のとおり結ばれました。
『このタイムカプセルは、このような激しい歴史的経過を経た100年目の今日的状況と市民の生活文化のすべての現況を、50年後の江別市民に贈るものであります。
私たちは、50年後の市民が世界平和のもとに共存共栄を持続し、2,028年につつがなく、このタイムカプセルに親しみと心意気とで評価されますことを希望するものであります。
私たちは、そのためにもすべての市民の力と総意を結集して、2世紀に向けて新たな江別市の発展に努力することを誓うものであります。』

 この市長メッセージのほか、カプセルの収納物は、100年記念事業関係資料、市政に関する資料、各種関係団体の資料のほか、歯ブラシ、弁当箱などの日常生活用具、卓上計算機、腕時計、紙おむつ、哺乳びん、トランプ、カルタなどを含め、おおよそ400点にのぼりました。
2028年、タイムカプセルは、50年の星霜を経て陽の目を見ることになります。
その時、150歳となった街の目から100歳の街の姿の一端を覗いた時、そこに、これまで私たちが眺めてきた昭和の初頭から50年代にいたる半世紀の変貌に似た、大きな移り変わりを見ることになるのでしょう。

 100年式典には、姉妹都市グレシャム市と友好都市土佐市からそれぞれ市民代表団の出席がありました。
それぞれ開基100年を前に盟約が結ばれました。
あくまでも市民同士の交流を主眼としたものですが、市としても100年を折り目、節目として、今後外延的な広がりの中で街の豊饒化を図りたいとのねらいもありました。

註:江別市総務部「えべつ昭和史」499-500頁.
写真:昭和53年10月5日、100年記念碑の除幕式
 同上書499頁掲載写真を複写し、当ブログ掲載いたしております。


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