江別創造舎

活動コンセプト
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「地域が生き、地域が活かされる人(ヒト)づくり」

就学の過度的な措置

2012年01月04日 | 歴史・文化

 22年度におおける新制中学の義務就学は、22年3月に国民学校6年を卒業した人だけでした。

 新制中学は、22年度は1年生だけが義務、23年度は2年生まで、24年度からやっと1~3年生全体が義務となる過度的な措置がとられました。
 したがって、22年度の2~3年生、23年度の3年生は義務就学にはならなかったのですが、国民学校高等科、青年学校普通科、旧制中学校の年齢相当者の編入学の道は開かれていました。

 22年6月開催の第7回町会におき、中学校設置の件とともに可決された「中学校授業徴収条例」は、こうした義務就学でない生徒から1ヶ月20円の授業料をもらおうというものでした。

註:江別市総務部「えべつ昭和史」180頁.
写真:屋内体育館を間仕切りした教室(昭和30年八幡中学校の一景)
 同上書181頁掲載写真を複写し、当ブログ掲載いたしております。


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