江別創造舎

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治水機械工場

2019年08月19日 | 歴史・文化

 大正11年(1922年)、夕張川新水路、同12年、対雁新水路と、江別町域で大規模な治水工事が開始されました。

 これに先立つ大正8年9月、江別町三角地の河川敷地内に石狩川治水事務所江別機械工場が設置されました。
目的は、石狩川水系の各治水工事現場に設けられた治水工場(夕張川新水路の場合は、渋川工場。対雁新水路の場合は、対雁工場。いずれも暫定的な設置で、工事完了後に撤収する)。の機械や器具の修理、修繕および製作、それに工事資材等を河川輸送するなどです。
主な内容を箇条に売れば、次のとおりです。
 1. 施工機械の制作(陸上掘削工事用)
    (詳細略)
 2. 修理制作
    (詳細略)
 3. 物品会計倉庫
    (詳細略)

 いわば、江別機械工場は前線である各工場へ必要物資を送る補給基地とでも言えましょうか。
12年現在、約1万3千坪の敷地内に工場6棟(大工、鋳物、施盤など)、倉庫7棟、職員官舎4棟、俑人長屋11棟などが設けられました。
従業員は約120人、規模的には富士製紙株式会社江別工場に次ぐもので、治水工事の促進はもとより、この期の江別の経済、文化等に少なからずの影響を与えました。


 
註 :江別市総務部「新江別市史」240-241頁.
写真:夕張シューパロダム工事現場視察時に撮影(2008.4現)
 夕張シューパロダムの建設工事では、川の迂回路を建設して工事中であっても下流に水が流れる仕組みとなっています<当時解説より>。



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