エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

師走の自遊人はいま・・・

2023年12月01日 | 定年後の生活
師走の自遊人はいま・・・
いよいよ暦で言う最後の月を迎えた。
秋が暑かったせいで夏から一気に冬となり、体調不良を訴える御仁も増えているこの頃。
でも吾輩は至って元気。コロナにもインフルエンザにも感染せず、体調だけはまずまずである。

退職 (12/05) して間もなく丸3年が経ち、正直現役時代の事は日に日に遺却していく。それが悲し
いのではなくむしろ心地良い・・と感じる。仕事の事も人間関係もそして時間も忘れて日々を暮ら
す幸福感は、現役時代では得られなかった感情だ。




★ 山の事だって遺却する・・・
現役時代の事は忘れても心地良いなんて言ってしまったが、山の事も記憶からどんどん消えて行く
事がしばしばある。ただ、写真や記録を見るとどんな昔の事でも鮮明に蘇って来るから不思議だ。
約32年間の登山人生で登って来た山の数は僅かなのに、先月登った山が直ぐに思い出せない事も
ある。あれっ?って思い出せない記憶は考えても戻らず、やっぱりメモ帳や携帯のスケジュール表
を見て「あっ!」と思い出す始末だ。

今日から12月も山の計画はほぼ無い。
それは、この32年間の実績からもそうだし、歳を重ねて来て「行きたい」という意欲が弱く、極
寒に耐え得る体力も自信も無い。ただ、時間だけはある程度の自由があり天気と休みが合えばそこ
に山が付いて来ると思う。

日々過ごす「平穏」が心地良く、そしてまた山に登って下りた時の充実感はそれに近い心地良さが
ある。まだ登れる喜びと続けられる幸福感と感謝の気持ちだけは遺却してはならないと思う。

デロ~ン・・・とするのも良いが、忘れても良い事と忘れてはならない事の分別はわきまえたいと
思った12月インだ・・・。




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