地球と生きるYOGA  「Union Yoga japan」

京都を中心に活動を続けている Toshiの活動記録
生きたヨーガを伝える ちょっと真面目なあるヨギのブログ

インド旅レポート リシケシ編

2015年05月18日 | 過去のインド旅

今回のインド旅も味わい深い、実りの多い旅となりました。
中でもウッタルカシで受けたレクチャーは非常に興味深く、
内容の濃いもので、インドの英知の奥深さを改めて感じました。
ヨーガやヴェーダの教えは深く、広く、そして繊細に 
人の質を変容させてくれ、神秘の高みへと押し上げてくれるんだなってことが
彼らを目の当たりにすることで、よりリアルに感じることができました。





そんなヨーガやヴェーダの体現者に色んな面でかかわることができたのが
僕の中では一番の収穫だったように思います。

やはり何を学ぶにしても、ロールモデルになるような人物が身近にいることが大切で、
それによって成長が著しく進んでいくというのは、真実だなと思います。
インドではよく、グルは絶対な存在として崇められますが、やはりそのグルがいるかいないかでは、
明らかに成長の度合いが変わってくるので、それもよく理解できます。
インドへ1年でも2年でも行って、改めて深く学んでみるのもいいかもしれないな~と
妄想が頭をよぎってしまいました(笑)

自分もヨーガを伝えるという役目を頂いた存在として、少しでもそういったものへと
近づいていけるように益々研鑽していきたいと思います。


そんなインド旅のレポートを少しづつアップしていきたいと思います。


今回の旅で訪れた場所はデリー、リシケシ、ウッタルカシ、ガンゴトリー、ハリドワールです。
デリー以外は?どの町も言わずと知れた聖地ばかり。
そして、奥に進めば進むほど町の喧騒が静まり、聖地度合いが高まってきます。
その感覚は瞑想をしている時の感覚になんとなく似ているように思います。



賑やかな心と体の騒がしい状態から、だんだんと落ち着いて 聖なる感覚へと
浸されていく感覚。
デリーという喧騒と混乱に満ちた都市から、だんだんと何もない静寂さが漂うガンゴトリーまでの旅路は
まさに自分自身の旅のよう。

さて、今回の旅は基本的にはアシュラム(僧院)に泊まり、その静けさや雰囲気を楽しむというのも
この旅の面白味の一つ。ヨーガのバックグラウンドであるヒンドゥー教の文化を知るには
その中に飛び込むのが一番!?
もちろん、スワミジのセレクトしてくれた安全で快適なアシュラムです♪

インドのアシュラムと言っても様々な形態があり、それぞれに全然違った性質や雰囲気があります。
最初に泊まったのはハレークリシュナで有名なバクティヨーガのアシュラム。



ここでは、絶対神であるクリシュナへの帰依、信仰を第一の修行としています。
で、何をするかというと、歌を歌い、踊りまくる!
頭で描いている僧院のイメージが一気に吹っ飛ぶ感じです(笑)





もちろん僕たちも踊って一緒に雰囲気を楽しみました^^
このバクティ信仰でメインテーマとなっているのはクリシュナ意識への没頭。
それはとりもなおさずバガバッドギーターに出てくるクリシュナ神の教えに沿った完全な帰依という、
ギーター信仰が土台にあります。



ギーターの説明はここでは渇愛しますが、クリシュナという神への完全な愛と帰依で自我を忘れて、
意識をトランスの域まで高め、一気に神的意識を経験させようとするもの。
突然の訪問客が体験できるはずはありませんが、それでもただ事ではない何かを感じてしまいます。
インドのバクティ信仰の一端を経験するにはもってこいのアシュラムです^^
これもインド人はヨーガという同じ名前で呼びますが、僕たちの知っているヨーガとは全く趣が違います。
ヨーガという言葉の中にはあまりにも広大な内容が含まれているので、その地図を頭に
持つためには、こういう経験も必要ですね^^


そしてリシケシでは、朝日を拝むためガンジス川沿いまで早朝にでかけて行き、
アーサナ、プラーナヤーマ、瞑想をしました。






心が洗われるような、聖なる時間。

そして日が出たらガンジス川で沐浴。日本でいうところの禊ですね。

すっかりインド気分です。

そんな傍らでは町の子供たちが観光客を見つけては近づいてきて、花を売ってきます。


頑張って働く小さな子供たち。
ちょっとしつこいんだけど、ちょっとかわいらしくて、ちょっとかわいそうで・・・
なんだか複雑な気持ちが入り混じってしまいます。







夜にはガンガーアルティというガンジス河への祈りの時間
ここでも地元の人たちに見事に混じって、祈りを川へ流します。





祈りに始まり、祈りに終わる一日がそうして暮れていきます。

To be continue



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