Early in the mornin'

80歳を過ぎた母と還暦過ぎた娘、2人の老々生活。おぉ、老後破産も近い。

ワ○○さんはそれでもやって来た

2016-08-23 13:57:08 | 日記
昨日は台風の影響で激しい暴風雨だった
私が住む地区は避難準備情報の発令までで済んだが、
同じ市内の他の地区では避難勧告が発令された。

突然屋根がボコボコ音を立てた。
多分2階の雨どいが割れて、そこから雨がドボドボ落ちて
1階の屋根を狙い撃ちしたんだと思う。

幸い、雨漏りは3か月ほど前に
修理してもらったばかりだったので、
その場所は雨漏りしなかったけど、
次の雨漏り危険地帯(?)ができたんじゃないかなぁ。
なんせ、築40年を超える古い家だからねぇ。

仕事は在宅勤務に切り替えた。
若かったころは、台風直撃が予想されたら
翌日の出勤に備え、会社近くのビジネスホテルに泊まった。
ビジネスホテルが取れなければ会社に泊まった。
今はそんな気概がない。

それに、技術が進歩して、
自宅に居ながら会社のサーバーにアクセスしての
在宅勤務も可能になった。
いい時代だなぁ(しみじみ)。

でも、お客さんと直接接する仕事となるとそうはいかない。
古着ショップでパート勤務をしている姪は、嵐の中出勤した。
なんせパートだから、休んだらクビに直結する。

病気を抱えているので通院する日も少なくないが、
「これ以上休んだら、別の人を採用するからね」と
クビを匂わされているらしい。

保育士時代よりお給料がいいし、仕事もすごく楽しいし、
同僚ともうまくいっているらしく、
「辞めたくない」と頑張っている。
(あぁ、でも、おばちゃんは国民年金のあなたの将来が心配

そうよねぇ、台風だからって
「今日は在宅勤務にしちゃおうっ。ルンルン
なんて言ってる私って、お気楽よね。

さて、とにかく横殴りの暴風雨、
通りを挟んだお向いさんの家もかすんで見える中、
はっ、そうだ。

平日は私が夕飯を作れないので
ワ○○さんの宅配弁当を頼んでいるのだ。
今日は在宅勤務だし、
まぁ、ちょっとやそっとの食材も予備がある。

「こんな嵐の中、配達しなくていいと連絡しよう。
安全を優先してもらおう」

それでもこんな嵐の中、ワ○○さんはやってきた。
頭から足先までずぶ濡れだ。申し訳ないっ。

「わーん、可哀想。 連絡するのが遅かったね。
間に合わなくてごめんなさい」

「いえいえ、こんな日もありますよ。
お弁当を待っている方がたくさんいらっしゃるので、
お届けしないと」と笑顔で答えた。

そうだ。
宅配弁当のお客さんは高齢者も多いので、
自分で作れない方も、食材の買い置きがない方も
いらっしゃるのだ。
ワ○○さんがお弁当を届けなければ食事抜きになってしまう。

単なる義務感や惰性だけじゃ、絶対にできない仕事ぶりだね。

感謝、感激、雨、台風(決してふざけているわけではない)。

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