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マカオに行ってきた話②香港ミニトリップ編

2017年02月07日 | Weblog
昨日のロッテカードの一件。

夜になって旦那に怒りをぶちまけたら、旦那のほうが怒って「そいつの名前、何ていうんだ?俺が抗議してやるから!!!」と私よりも怒りを爆発させたので、なんかこっちのほうが冷静になっていきました。

やはり不満はため込まない方が良いようです。

ところで、話は変わって前々回の予告通り、この前行ったマカオ旅行・・・のあいまの香港日帰りミニトリップの話。

つらつらと書いていきましょうかね。


マカオから香港まではジェットフォイルで1時間。

ターボジェットという会社が24時間運行していて、料金もそこまで高くない。(https://www.turbojet.com.hk/jp/)

ネット予約も出来ますが、当日行って、席があいていればチケット購入可。

感覚としては、JRの駅に行ってチケット買って乗り込むのが電車でなくて船なだけ。

ただ、出入国審査はきちっとあるので、外国人はパスポートは必携。

あと大きな荷物は預けなければならないので、荷物の検査があるようです。(荷物検査は今回やっていないので詳しくはHPで確認してください。)

「早めに港についてしまい、何もすることないなあ」と思ったら「ウェイティング」の列を作っている人たちの後ろに並んでしまいましょう。

なんと!たとえあとの時間に出港予定のチケットでも、空席があったら順番に空いた席に乗せてくれます。(毎回結構空きが出る。15分おきに出てるから、空きがあればみんなさっさとそれに乗っちゃうらしい。)

最初そういうシステムと知らず、早めに行って出国審査のあと、売店で何か買って食べるか、食堂かなんかあるだろうからそこで朝食食べようか?などと話していたのですが、中に入ると免税店1軒しかない。

しょうがないので、職員の人に「もしかして、早めの船に変更とかできますか?」と聞いたら、「そこのウェイティングの列に並んでて。空席あれば乗れるわよ」とのこと。


ジェットフォイルというのは、JR九州がやっているビートル(プサンー博多港を往復する船)と同じような高速船。

意外に走行しだすとそんなに音も気にならないし、揺れもそこまでない。

ただ、泊まっていると足元がややシャバいので、ユラユラ揺れます。

出港してそれを過ぎれば中でパンやサンドイッチなんかを食べている人もいるし、コーヒーとかお菓子なんか全然持ち込み可。

KFCのチキンなんかも食べている人がいましたが、あれはにおいがキツイので、出来ればやめてほしかった。(笑)

船内のテレビではなぜか伊勢志摩の海女さんと浜焼きのグルメの話題なんかをやっていたので、私は楽しく観て過ごしましたが、旦那は中国語がわからないのでひたすら寝てました。

そんなこんなで1時間。

着いたのは香港・上環(ションワン)の港。

ここは上環の地下鉄と連結しているし、建物の中には食堂もたくさんあって便利です。

マカオからは他に九龍や香港の空港に行ったりする路線もあるのですが、私達はついてすぐにビクトリア・ピークへ行こうと思ったので、この上環着の路線にしました。

上環からビクトリア・ピークのある中環(セントラル)までは色々行き方があるのですが、とりあえず地下鉄で行くのが早いだろう、と地下鉄で。

着いた中環の駅から歩いてすぐ。

高層ビル群に囲まれた所にピークトラムという頂上行きの列車の乗り場に並ぶ長い長い列が見えてきます。

そう。これがもう苦痛。

たった数分の登山列車なのに、1時間近く待たねばならんという。

しかもそこで待っているタクシーのおっさんたちがこれまた足元見ていて、「頂上まで480香港ドル」と言ってまけてはくれません。

しょうがないので待つことしばし。

満員の列車に揺られて着いた頂上は・・・なんというか、ショッピングモール的な何か。(http://www.thepeak.com.hk/en/1_2_1.asp)

頂上から見る景色もスモッグで霞んでキレイには見えません。

やっぱり頂上に行くなら夜、ビルや街の明かりが煌々と輝いている時が一番感動出来ると思います。

頂上のコーヒーショップで昼ごはんの計画を練り、中環のヤムチャ屋さんで食べるか!、となりサッサと下山。

正直、うちの旦那は昼に見る香港の高層ビル群にはあまり感動などしておらず、むしろ昼のヤムチャに胸おどる♪様子だったことは言うまでもない。


中環で行ったヤムチャのお店はその名も「Yum Cha(ヤムチャ)http://yumchahk.com/」(キャセイのサイトにも乗ってたよんhttp://www.cathaypacific.co.jp/hongkong/cool/detail/id/1066/)

ここ、ちょっとだけお高いけど、マジでオススメです。

インテリアは完全に若者向けだけど、小さい子供連れのファミリーやおじいちゃん、おばあちゃんもたくさん来ているという気取らない雰囲気。

しかも、ここの点心、「オシャレ。可愛い。美味しい。」の女子(笑)が喜ぶ三大要素がたっぷり。

料理が来たら、写真取ってる人たちばっかりでした。

なにが面白いってこんな感じ(↓)でいちいち凝っている。(右上は子豚ちゃんのチャーシューまん、その下がカスタードクリームまん、左上が海老餃子、下が透き通った皮の野菜団子)



オレンジ色のカスタードまん。食べるのもったいない!とか言いながらかぶりつくと中からとろ~りクリームが出てきます。(画像はネットから拝借。)


そのクリームが出る様子がまるで口からゲロっているようで、よそのテーブルで同じものを頼んでいた親子なんかは喜々としてはしゃいでいました。


上に水色のものがついているのはデザート。

ふわふわの水色はわたあめで、下にココナッツミルクがけの小豆プリンが入っています。

他にもみんなが頼んでいたのはなんか鉄製のアンティークな鳥かご。(画像はネットから拝借。)


何かと思って覗いてみたら、中に小鳥の形をしたパイナップルケーキが数羽入っていました。

こういう遊び心がSNS世代の若い子たちに受けているのかもしれませんが、味もかなり美味しかったです。

人気があるお店なので、お昼の時間を少しずらしていけば座れるかもしれません。

点心だけではなく、麺や一品料理、コースなんかもあったと思うので、点心が苦手な人もいけるとおもいます。

また、お茶はナツメ入りの紅茶、玄米緑茶、菊の花入りの緑茶の3種類しかなかったですが、頼んだナツメの紅茶は結構美味しかったです。(プーアルとか烏龍とかよその飲茶屋にあるお茶がない。)

オーダーは自分でメニューの横に鉛筆で「1」とか「2」とか欲しい数だけ書いて、その紙を店員さんに渡して注文する仕組み。

英語が出来る従業員さんばかりなので、注文は全部英語で大丈夫でした。

オススメです。中環と尖沙咀にお店があるようなので、是非、行ってみてください。


昼ごはんをたっぷり食べたあとは、向こう岸の九龍サイドへ行ってみようと言うので、これまた地下鉄で揺られること数分。

香港島と九龍は地下トンネルで繋がっているので、地下鉄ですぐに行くことが出来ます。

ゆったり行くのが好きな人はスターフェリーという渡し船のような船に乗るのもビル群が間近に見えて楽しいかも。(http://www.hongkongnavi.com/miru/16/)

で、着いた尖沙咀。

着いて地上に出た途端、なんと衝撃の大雨。

まさかまさかですよ。

それまで確かにどんよりしてたけども。

香港島サイドでは降ってなかったし・・・。

傘がなく、見て歩くにはちょっと雨が強かったので、二人ともジャンパーのフードを頭にかぶり、ペニンシュラホテルまで歩いて行き、正面玄関の写真だけとって引き返してきました。

旦那は「初めて九龍サイドにきたけど、上陸したし。もう満足。」というのでその足でまた香港島サイドへ。

上環駅まで戻り、その駅に連結しているのが来た時に乗ってきたターボジェットなどの船の乗り場(港澳碼頭)へ帰ってきました。(帰りの船の時間は4時だったが、昼ごはんをあまりにもマッタ~リと過ごしてしまい、しかもギリギリまで九龍サイドへ行っていたので、すぐに港へ戻った次第。)

帰りもたくさんの人が待合室にいましたが、ここはマカオの乗り場と違って売店や免税店などがあり、人々は食べたり飲んだりして出港を待っていました。

ここでもウェイティングで先に出発するのが当然のことになっているのか、出港時間の30分前に到着して出国審査を済ませたあと、乗り場のオバちゃんにチケットを見せると、「あっちの方に乗れる」とウェイティングの列に並んで先に乗るようすすめられました。

しかし、帰りはさすがに2人がけの窓際席が良かった(来る時は4人がけのど真ん中の2席だった)ので、出港時間近くまで待って乗船しました。

ここでも出港時間になった所でウェイティング客がどどどどどっと流れ込み、一気に満席になったところで出発。

1時間後には無事、マカオ外港に到着したのでした。


本当に中国はどこもここもあわただしいというかなんというか。

春節のお休みでみんなわ~いわ~い!と浮かれていたのもあったからかも。

あ、春節といえば、香港もマカオも思った以上にお店が営業していてさすが観光地だと思いました。

中国大陸だと春節の間は人もタクシーもいなくなり、開いているお店はほぼ無し。

観光地のお店やファストフード店だけがやっているというイメージだったので、私も今回期待はしていなかったのですが、結構おもったよりレストランなどは開いていました。

もちろん、しまっているほうが大半ですけどね。

でも、タクシーには困らなかったですよ。(ただ、休日特別料金は別途取られます。マカオでは、メーターで走って目的地で一度止めても、休日料金が上乗せされた料金が再表示されてました。)

まあ、中国大陸から結構、観光客が遊びに来ているので、それを気にしなければ春節でも十分楽しめます。

では、長くなりましたので、香港ミニトリップの話はここまでに。