~アンダマン海中散歩~

今シーズンもありがとうございました。
来シーズンも皆様の笑顔に会えるのを楽しみにしてます!

アンダマン海中散歩 その28

2005年08月24日 | ダイビング

ダイビングを仕事として始めて間もない頃、魚の名前なんて
ほとんど知らなかった。。。
プーケットに来て、綺麗な海、ダイナミックな地形、カラフルなサンゴ、
溢れんばかりの魚影・・・潜ってるだけで毎日が楽しかった。

もちろん自分なりに勉強はしていたけどね~
地形、潮の流れ、ボートの設備など覚えることがあり過ぎて
魚どこじゃなかった。
っつうか、誰も教えてくれなかったし・・・
白人がたまにウツボとか教えてくれたけど(笑)

プーケットに来て3ヶ月目の2月に西表島のMr.サカナさんが
新しい撮影器材のモニターを兼ねて、アンダマン海のツアーレポート
のために、クルーズに参加された。

僕はその時一応、日本人ゲストのガイドとして乗ってたんだけど、
後日発売されたダイビング雑誌には日本人クルーと紹介されていた。
つまり、ガイドとしては認めてもらえてなかったんだよね~
当たり前だけど・・・・で、その数日後に西表から荷物が届いた。
中にはサカナさんが使い込んだ『海水魚』が入っていた。
きっと、これで『もっと魚を勉強しなさい!』って意味だったんだろうね。

以来、魚の名前や生態を勉強し始めたんだけど・・・
まぁ、きっかけはひとそれぞれだけど、どうせ潜るなら
知らないよりは知ってることがいっぱいあった方が
ダイビングの楽しみ方が広がると思うよ~

何も考えずにただボ~ッと潜ってるのも最高だけどね!

今回も前置きがめっちゃ長くなってしまったけど、今日のお魚は
【アカテンコバンハゼ】Photo by KATSU
題して『宝石箱』・・・

この魚なんてホント、知らなければきっと見ることない、
って感じの魚だと思う。
何気なく見てるテーブルサンゴ・・・実はお宝ザクザクの宝石箱!
こんな可愛くて綺麗な魚、見なきゃ損だよ~
迷路のようなサンゴの隙間をすばしっこく動き回るので、なかなか
最初は見つかりにくいけど、目が慣れてくるとわかりやすいので、
ぜひ探してみてね!

ちなみにアンダマン海ではインディアンダッシュラスが群れている
小さめのテーブルサンゴにいることが多いよ。




アンダマン海中散歩 その27

2005年08月20日 | ダイビング

皆さん、残暑お見舞い申し上げます!
お盆も終わり、今月末の決算に向けて仕事モード全開の人も多いのでは・・・?
実は僕もその一人なのだ!
なんちゃってサラリーマンのはずが、皆がお盆で楽しんでる休日も
朝から出社して夜中までパソコンに向かってました。。。

もちろん皆さんより遅れてお盆休みはちゃんともらったけどね~
しかし、疲れがたまっていたのか・・・
先日ちょっとした操作ミスにより、携帯に記録していたデーターを全て
消去してしまいました。

ダウンロードして集めた着メロ、着うた、お気に入りの画像・・・
そして何よりもでかかったのはアドレス帳。
そうなんです、皆さんから教えていただいた連絡先は全て消えてなくなりました。
PCに連絡先がある方は大丈夫ですが、それ以外の人たちは・・・
もう消息不明状態です~

なので皆さん連絡くださ~い!

さてさて、前置きが長くなってしまいましたが、久しぶりの
アンダマン海中散歩です。

今日のお話は【ハナミノカサゴ】Photo by KATSU
題して『幼魚シリーズ 第1弾!』

ダイバーになって間もない頃・・・まだあまり魚に興味がなくても
誰もが知ってる、誰もが珍しがるハナミノカサゴ君。
大きな羽を広げて海中を漂うその姿はまさに海のジュディオング(古っ)
しかし、やがて経験を増やし海外へ潜りに行くころになると
すっかりその存在は忘れられてしまう・・・

日本にもいて、太平洋にもいて、インド洋にもいて、しかも
地域による個体差がほとんどないこの魚。
背ビレや胸ビレに強い毒があるということで、あまり近づいて
もらえない可愛そうなお魚君なのだ。(西洋人は大好きだけどね~)

しかし、そんな彼らも幼魚の頃は経験豊富なオタクダイバーや
カメラ派ダイバーたちにも憧れの存在なのである!
その淡い美しい色彩と可愛らしい姿からは、とてもそんな
強い毒をもってるようには見えない。

シミラン諸島や他のポイントでも成魚は容易に見つかるが、幼魚は
なかなかお目にかかれない。
プーケットのカタビーチやスリン諸島のトゥリンラビーチでは
比較的簡単に見ることが出来るので、ぜひ探してみて欲しい魚です。



日本滞在記 その2

2005年08月03日 | 日本

先日1ヶ月ぶりで久米島ツアーのメンバーと会い、渋谷で飲みました。
急だったので残念ながら少メンバーでしたが、わざわざ遠くからかけつけてくれ
ありがとうございました!

久米島では前半組みと後半組みとぶっ通し組み(笑)に分かれてたので
今夜の飲み会で初めて顔を合わすメンバーや、今までediveでは
潜ったことのなかった方なども、まるでず~っと前から知り合っていたような
和やかな雰囲気で楽しい会でした。

あれからまだ1ヶ月しかたってないのに、なんかずいぶんと前のように思えて
妙に懐かしかったのは僕だけかな~?
また、沖縄行きたいな~

今回参加できなかったメンバーも交えて、帰るまでにまた会いたいですね~

アンダマン海中散歩 その26

2005年08月01日 | ダイビング

今日から8月~皆さんいかがお過ごしですか?

僕は今年もサラリーマンしながら忙しく日々を過ごしてます。
親友がやっている会社を手伝ってるんだけど、
海外(主にアメリカとカナダ)からの輸入建材(キッチン、水栓など)
を取り扱っている会社で、たまに現場に行って
職人さんの手伝いしたり、オフィスで見積もり作ったり・・・
今は新しい商品のカタログを作成しちゃってます!
なかなか、かっちょ良い出来栄えなので、今度ブログでも
紹介しますね~

さて、今日から8月ということで気分も新たにブログのテンプレートを
新しくしてみました!
やっぱ夏=海って感じだね~

今日のお話は【ウミウシカクレエビ】Photo by SHOJI
題して『エビ・カニシリーズ第2弾』

写真のエビ【ウミウシカクレエビ】はその名の通り大型の
ウミウシについていることが多いのだろうけど、僕は
今までウミウシに付いてることは見たことがなく、先日の
久米島ツアーで初めて見たのだ。

実はこのエビはここアンダマン海にも多くいるんだけど、
たいていはバイカナマコというナマコの裏側に付いてることが多い。
だから、アンダマン海では『ナマコカクレエビ』と
呼んだ方が良いと思うんだけど、これまた残念なことに
ナマコカクレエビっていうのは、ちゃんと他にいるんだよね~

と言うことで、ここアンダマン海ではこのエビは
『ウルトラマンエビ』と呼びましょう!
だってこのカラーリングといい、形といい、なんか
ウルトラマンちっくでしょ~