e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

梅原猛『飛鳥とは何か』

2010年08月29日 | 読書
インフルエンザに感染しても、タミフルで発熱や症状がとまってしまった私は、自宅に籠もって梅原猛『飛鳥とは何か』を読んでいた。

梅原猛氏は、その本を次のように締めくくっていた。
 『飛鳥は日本の故郷であるといわれる。しかし、それはけっして、永久の昔から日本の故郷であったわけではない。これは、むしろ6世紀末から7世紀末にかけて 、日本が、大いなる変革を求めた時代の政治的な拠点なのである。そして、その拠点は、政治革新を進めようとすれば、そこから逃げねばならぬという大きな矛盾を含んでいた。そして、その矛 盾によって、5回にわたって都は飛鳥に入り、そして飛鳥を出た。そして5回の遷都の後に、日本の政治は大きく変貌したのである。』

謎が多く興味深い本だった。

・約100年の飛鳥時代であったが、飛鳥に都があった期間は36年ほどしかなかったのはなぜか?

・小墾田宮の位置は、本当に飛鳥の豊浦なのか?

・天皇中心の国家を創ろうとしていた聖徳太子が、蘇我馬子が崇峻天皇を殺すのを黙認していた?

・聖徳太子一族の滅亡と大化の改新との関係?  等

感想?

難しすぎた・・・

あんまり病気の時に読む本ではなかった・・・

ぜんぜん脳みそが働かへんねんもん!

元気になったらこの本を持って、自転車乗って飛鳥へ行こうかなぁ~

「写真;飛鳥坐神社 」




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