e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

小林多喜二の『蟹工船』

2010年08月29日 | 読書
今、小林多喜二の『蟹工船』が若者たちに読まれているという。

今頃、何故?と思ったが、そのTVでは、“ワーキングプア”と呼ばれる人々からの共感があるからだと解説していた。

当時とは時代背景が違う。

若者の我慢が足りない。

自分の好みで仕事を選びすぎる などと、

自分の考えを云う出演者もいた。

私も学生の頃にこの小説を読んだことがある。

しかし、内容はほとんど忘れてしまったなぁ・・・

覚えているのは、30年ほど前の3月、学生活最後の旅。

知床に流氷を見に行った帰りに小樽に立ち寄り、“小樽文学館”に行ったこと。

そこには小林多喜二や石川啄木、伊藤整らのコーナーがあり、彼らの日記や手紙、直筆の原稿などが展示されていた。

たしか小樽文学館は、小高い丘の上にあったよなぁ~

その窓から外を見ると、雪の残った道路(下り坂)が、ず~っと港に向かって続いていた。

この旅終えたら、学生生活も終わりやなぁ・・・って思いながら、暫く眺めてたのを覚えてる。

北海道最後の夜、札幌で食べた蟹は美味しかったなぁ~

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