e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

山の日・川の日

2010年08月29日 | e411y全般
仕事から帰ると、親父が今日あったことを話しはじめた。

どうやらTV局の取材?を受けたらしい。

「若い男の人がビデオを撮りながらなんぼでも聞いてくるねん。

上司に田舎へ行って、お年寄りに“海”について聞いて来いと云われたと云うんやけど、

なかなか答えてくれる人いなくって・・・」

「それで、どんなこと聞かれたんよ?」

「初めて“海”に行ったのはいつですか?って聞くから、大阪に親戚があったから、小学校1年生の時に、そこから浜寺(大阪府堺市)に連れってもらったって答えてん。」

「親父が小1の時って、どんな時代やったん?」

「たしか支那事変の時やった・・・

大阪に砲兵工廠があって、親戚がそこに関係してたから、贅沢できる時代やってん。

せやから、小1で大阪の“海”へ連れってもらえてん。」

「その時の“海”の印象は?って聞くので、奈良は“海”が無いので、川で泳いでたから、広いなぁ~って思った。

それと、風呂は昔のことやから男が入ってから女が入るのがしきたりたったけど、“海”は、男の人と女の人が一緒に入っているのに驚いた。」

その後も延々とその話は続いた・・・

昭和6年生まれの親父がインタビューのお礼?に貰ったのは、ytvの携帯ストラップ。(但し、親父は携帯電話を持っていない。)

もうすぐ“海の日”
奈良県では7月の第3月曜の祝日「海の日」を、「山の日・川の日」と定める条例案が県議会に提案されている。
条例で山の日・川の日を両方を定めるのは全国初だそうだ。
【海の恩恵に感謝し、海へとつながる流域を流れていく川もその源で清らかな水を育むであろう山もあわせて感謝する日。】という意味とのこと。

「写真;藤原京大極殿前の発掘現場

    向こうに見えるのは天の香具山」




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