e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

スズメバチの巣

2011年10月29日 | 野鳥・昆虫・野生動物
スズメバチの巣には何段にもなった巣盤とボール状の外皮がある。
外皮は朽ち木の木質部や生きた樹木の樹皮をかじり取ったものをだ液と混ぜて作る。
細かく噛み砕いた後,大顎と前肢を使って薄く延ばしながら表面に貼っていく。

働きバチが羽化するとあちこちで巣材を集めてくるため,材料の違いから外皮の表面には特徴のある貝殻状の模様ができる。
巣の形や外皮の模様は種類によってそれぞれ特徴があり,ハチの種類を判別するのに役立つ。
【写真】柳生で見かけたスズメバチの巣