緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

自分を見失いそうになったら

2019年05月19日 | つれづれ
色々なことがあれば、
心は揺らぐのは特別なことではないよ。

ただ、揺らいで、
自分を見失ってしまわないで。

普段の自分ならこうするだろうと思うこと
判断したり、行動したり、考えたりすることが
普段通りできているだろうか。

もし、自分を見失ってしまっていると感じるなら、
手を伸ばしてみよう。
その少し先には、必ず手が差し伸ばされているから。

もし、何か上手くいかないと感じるなら、
自分を見失っている自分に気づいていないかもしれないよ。
壁にぶつかっていると思ったら、
前の壁から目を上に向けてみよう。
その先には、空があると思うから。

ちょっとだけでいいから、
やってみて。
きっと大丈夫。
何かが変わるから。

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6 コメント

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Unknown (k)
2019-05-20 07:22:31
有賀先生
素敵な言葉を載せて頂きありがとうございます。何時も暗い谷底にいてそこから這い出せずにいる自分を感じています。這い出すために努力してもう少しで手が届くと思うとまた落ちての繰り返し。自分と向き合うということはどういうことなのか…自分がどうしたいかわからなくなって、何ができるのか、どう進んだらよいのか、わからなくなっている自分は、自分を見失っているのかなー。
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Unknown (Unknown)
2019-05-22 10:33:10
家の中にずっといて、社会の役に立っていない自分がどうしても惨めに思えてしまいます。
何気ないことすらできなかった時は小さなことができるだけで幸せな気分だったはずなのに。
快復とともに自分の小ささが辛くなってしまって。
自分らしくあるって、そんな小さな自分をかわいいと思えるようになることなのかしら
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kさん (aruga)
2019-05-26 17:25:40
静かで呟きが、胸に響きます。

私たち、ジャンプするときは、必ずいったん膝を曲げ、沈み込んで、力をためて飛び上がりますよね。
人生も、同じなのかもしれません・・
コメント下さり、本当にありがとうございました。
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Unknownさん (aruga)
2019-05-26 17:55:13
頂いた言葉に悲しさを感じつつも、ここにコメントを寄せてくださったことは、まさに少し手を伸ばしてくださったことなのだと、心熱くなりました。

自分らしさって、鎧(よろい)や仮面を脱いだ”素の自分”なのだと思うのです。
だから、自分らしくあるってかわいいと思えることではなく、様々な湧き上がる気持ちが今のそのままの自分であれば、それも自分らしく居られているということなのだと思います。

家の中に居ても、Webの中では外に出ていらっしゃっていて、もしかすると、Unknownさんのコメントを読んで、同じだと励まされた方が居るかもしれません。役に立てているかどうかは、知らないところで起きていることもあるものです。。。
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Unknown (akane)
2019-07-02 21:37:59
いつもブログ拝見しています。
落ち込んだとき、有賀先生の言葉をみてまたがんばろうと思えます。
自分の想いを封じ込めて、流れに乗る振りをする自分…その方がうまくいくから…私はいったいどうしたかったんだろう、何をしたかったんだろう。
少し深呼吸して、空を眺めてみようと思います。強くなりたいです。
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akaneさん (aruga)
2019-07-07 22:21:25
いつもお訪ねくださり、ありがとうございます。
封じ込めた想いってなんだったのでしょうね。
それに正直になることができれば、自分がしたかったことをしたって感じらるのかな?
うまく乗り切りたいと思う気持ちも、akaneさんの正直な一面でもありますよね。
自分と対話してみてくださいね。きっと、大丈夫。
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