緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

やっぱり、そうだったのね

2006年10月02日 | 医療

昨日の記事にエネルギーを使い果たしてしまいました。 今日は、軽く・・ 呼吸困難感の連載は次回に・・
今日、TVの方とお話をしていて、

初期からの緩和ケア=痛みのケア=オピオイドを早く始めること
積極的な疼痛ケア=オピオイドを増やすこと

と思っていらっしゃることを知りました。 
非ステロイド性抗炎症薬や鎮痛補助薬の併用、
副作用対策を行い出来る限り経口摂取を維持すること、こうしたことが良質の疼痛緩和に重要だと思っている現場と、マスコミの方との間にはやはりギャップがありました。 加えて、痛みのケアだけが緩和ケアではなく生活まで含めた困難なことの解決を共に考えることが役割とも話しました。 初期からの緩和ケアは痛みが無くても支えるべきことはあると思っています。

このところのTV報道から感じていた違和感について納得することができ、とてもよい勉強をさせて頂きました。 
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今日も、お付き合いくださりありがとう。明日も、来て下さいね。
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