緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

医学部での講義

2006年06月27日 | 医療
1年に一回、前任地の医科大学で講義をしている。主に緩和ケアのことを話す。がん対策基本法が立法化されるなど、社会が先行するなかで、講座も標榜科もない緩和医療は医学教育では取り残されている。患者さんを、がん患者さんとか糖尿病患者さんとかではなく、疾患を持っていても健康なところも沢山ある一人の生活者として対面すること、どのような医療に携わったとしても、患者さんの心や体の痛みを感じることができる感性を持ち . . . 本文を読む
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