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用語がむずかしい

2018-04-13 | 日記

4月前半に見かけた植物の名前を知りたくなった。図鑑をいくつか利用したが,植物
の部分を示す言葉が分からない上,似た植物もあり,名前を特定することが難しい。

そこで用語は,
●岩瀬徹・大野啓一「写真で見る植物用語」(日本農村教育協会 2015第3刷)
で調べることにした。


タチツボスミレ(立坪菫・スミレ科) 八王子市 2018.04.01
花を横から見たら,大工さんが使う墨壺に似ていることから名付けられたそうだ。


イロハモミジ(伊呂波紅葉・カエデ科)
5~9に裂けた葉を「いろはにほへと」と数えたことが名の由来だそうだ。


シャガ(射干・アヤメ科)


ミツガシワ(三槲・ミツガシワ科)
3枚ついた葉が「三ツ柏」の紋に似ているからだそうだ。


ムラサキケマン(紫華鬘・ケシ科) 
花の形を仏殿の欄間を飾る仏具に例えたことが由来だそうだ。



ニリンソウ(二輪草・キンポウゲ科)
花弁のように見えるのは萼片(がくへん)だそうだ。


ヤグルマソウ(矢車草・ユキノシタ科)
5枚の葉が鯉のぼりの先に付ける矢車に似ているから命名されたそうだ。


ヤマアイ(山藍・トウダイグサ科) 昔は染料として使われたそうだ。



ホウチャクソウ(宝鐸草・ユリ科) 
宝鐸(ほうちゃく)は,寺院ののきにぶらさがっている風鈴の形をした飾りだそうだ。


アミガサユリ(編笠百合・ユリ科,別名バイモ)
花の内側に網状の模様から編笠を連想して名付けられたそうだ。


ヒトリシズカ(一人静・センリョウ科) この時期だと花期は終わりのようだ。
花序(かじょ・花のつき方・花穂かすいとも言う)が一本なのでこの名がついたそうだ。
あの静御前を連想した命名だそうだ。


タチツボスミレ


ヤマブキソウ(山吹草・ケシ科) 花がバラ科のヤマブキに似ているからこの名に。



ヤマブキ(山吹・バラ科) 色の名や季語にもなっている。たれた枝が風にゆれる様子
から,万葉の時代には山振(やまぶり)と言われていたそうだ。


オオモミジ(大紅葉・カエデ科) 葉がイロハモミジより大きい。


コウゾ(楮・クワ科) 樹皮が和紙の原料


ミツマタ(三椏・ジンチョウゲ科) 樹皮が和紙の原料で,紙幣にも使われている。


ウメモドキ(梅擬・モチノキ科) 実が赤くなり,それを紅梅に見立てたそうだ。


カツラ(桂・カツラ科) 葉が丸い。落が落ちる頃には砂糖菓子のように香がただようそうだ。


アンズ(杏・バラ科) 古代に中国から渡来したそうだ。花を見たかった。


マテバシイ(馬刀葉椎・ブナ科)  日本の固有種で,6月ごろ開花するそうだ。ドングリ
の仲間の一つ。
ドングリ図鑑 http://www.enyatotto.com/donguri/index.html

以上 川崎市 東高根森林公園 2018.04.04


カワヅザラク(河津桜・バラ科)
河津桜の原木は、河津町田中の飯田勝美氏(故人)が1955年(昭和30年)頃の2月の
ある日,河津川沿いの冬枯れ雑草の中で芽咲いているさくらの苗を見つけ,その後増や
してきたそうだ。
川崎市 等々力 2018.04.09


タチツボスミレ 八王子市 2018.04.10




イチリンソウ(一輪草・キンポウゲ科) 八王子市の公園で自生し,保護されていた。
ウラベニイチゲやイチゲソウともいうそうだ。 確かに萼片の裏は紅色だ。
八王子市 2018.04.10


カラスノエンドウ(烏野豌豆・マメ科) カラスはスズメ大きいので命名されたそうだ。
スズメノエンドウも探してみたい。


オオキバナカタバミ(大黄花片喰・カタバミ科) カタバミ科はオキザリスといい,酸っぱい
という意味だそうだ。「花がきれいなため駆除されずに残りやすい点を注意する」と国立
環境研究所のデータベースに載っていた。


カラスムギ(烏麦・イネ科) この仲間は区別がむずかしい。食用にならずにカラスが食
べる麦という意味だそうだ。種子が熟すと芒は途中で直角にまがり、 乾燥後に水分を
含むとゆっくり回転するそうだ。
http://plantidentifier.ec-net.jp/ts_karasumugi.html
動画 https://sites.google.com/site/microzuma/photo/plant/avena-fatua


オニタビラコ(鬼田平子・キク科) 春の七草のホトケノザは,コオニタビラコだそうだ。
まぎらわしい…。


ホトケノザ(仏の座・シソ科) 葉の形が仏像を据える台座に似ているから命名された
そうだ。サンガイグサともいう。春の七草のホトケノザは,これではないそうだ。


ユウゲショウ(夕化粧・アカバナ科) ユウゲショウはマツヨイグサの別称だそうだ。



ノゲシ(野芥子・キク科) 葉のつき方でオニノゲシと区別できるそうだ。



ヘラオオバコ(箆大葉子) 葉の形が箆(へら)に似ているから命名されたそうだ。


コバンソウ(小判草・イネ科) 小判の形から命名され,タワラムギともいうそうだ。


セイヨウタンポポ(西洋蒲公英) 明治時代に帰化したそうだ。
以上,2018.04.10 大田区


カントウタンポポ(関東蒲公英・キク科)
2018.04.14 八王子市


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