2週間にわたる松本での応用教育実習が終わりました。
いまは長野に帰ってきて、洗濯をして、ぼんやりしているところです。
☆ ★ ☆
学校へ行ったのは10日間だけ。
授業をしたのは6回だけ。
それでも、子どもたちと過ごした時間は、もっと長かった気がする。
小学1年生という、主免が中学の自分には、未知の世界。
実際に先生になっても、小学1年生を担任しない先生も多くいる。
そんな中、たまたまの偶然か、小学1年生の担当になった。
40人弱の子どもたちを前に、はじめは何を話しかければいいかもわからなった。
でもその壁を荒っぽくも突き破ってくれたのは、子どもたちだった。
聖徳太子にでもなった気分で、四方八方からの声を聞き、縦横無尽に駆け回る。
ルールなんて見えない鬼ごっこという名の持久レース。
シュートなんて必要ない敵も味方もなかったサッカー。
手のひら、服いっぱいを紫色に染めながらのくわの実拾い。
毎日体力勝負だったけれど、笑顔が絶えなかった。
大学に入学してから、人と深く接することなくして生きていく術を覚えた。
特に何かをがんばらなくても、生きていけることを知った。
緩急、というよりは、手の抜きどころをはかれるようになった。
小学1年生の教室では、それがとことん通用しなかった。
忘れかけていた、笑うこと、泣くこと、腹を立てること、全力、孤独、挫折etc...
人間はこれほどまでに感情的な生き物だったろうか。
いや、小学1年生のころの自分って、きっといまのこんな姿だったんだろうな。
子どもたちの前で悔し涙を流した。
やってはいけない、と本気で叱った。
膝の上に乗る子どもを優しく抱きしめた。
子どもとおんなじ顔をして笑った。
研究授業の前の晩、校庭の朝礼台で模擬授業をした。
月夜のグラウンド、忘れられたサッカーボール、石灰と砂の柔らかい夜風。
朝礼台脇の、スタートライン。
ふと夜空を見上げれば、ひとり立つこの地面から、空までは遮るものがない。
朝礼台にのぼれば、まだ地に足のつかない学生の自分がいる。
on the ground
小さな学生になって、夜空を見上げる。
6歳の小学生に届かない星空は、21歳の大学生にも届かない。
同じ地球から眺める景色は、万人同じはずだ。
あんなに遠いと思った星空も、いまは「いつか行ける」と思えてしまう。
日進月歩よりも確かな、ひとりひとりの成長を見守る仕事。
星が輝けるように、空の曇を消すような仕事。
星と星も、きっと瞬きながら、近づいたり離れたりしている。
一年に一度、織姫と彦星が近づけるように、そっと見守るように。
「せんせい」、と、呼ばれてはっとする。
中学3年生になった彼らと、30歳になった自分が、もう一度めぐりあえますように。
小学校1年生かぁ・・・めっちゃかわいいね
実習のときに教えた子どもたちと先生になってからまた会いたいっていう気持ちわかる!!
どんなふうに育っているのかなって気になるよね
そのためにも教採試験がんばろぉね
ほんといい2週間だったと思うよ。今になってみればね!
お疲れ様でした!!
見せて貰った手紙を見て,
「先生っていいな」って思ったし,
どれだけ真剣に向き合ってたのかが
よく分かったよ♪
「忘れないで」って言われても,
忘れられるもんじゃないよね。
きっとそれは去年のクラスも
今年の(しかも小学校初めての実習!)
クラスもきっと同じこと。
あの時真剣に向き合ってくれた実習生に,
果たして俺はなれてたのかな?
そう、そのとおり!
会いたいっていうのか、どんな大人になるんだろうなって思う。
>そのためにも試験がんばろうね
うわー、響きます笑 がんばろまい!
⇒エスティマ
WaTが頭から離れなくて試験勉強を阻害しておる。
つまり、試験受からなかったら、ジャニーズに抗議すればよい。
WaTってジャニーズだっけ??
⇒キャス!
萌え系キャラで30センチになったんだっけ?
なんか控室の雰囲気をいまになっても思い出すよー!
「○○せんせーーーい」っていう声が聞こえてくる。。。
⇒どくた
そう、まさにそれだね。
実習って実習生がわだけの思い出ではないもんね。
お客様一人一人の思い出を乗せて走る、それが電車です。