やがてながめおはします。

2007年10月30日 15時56分54秒 | 教育とふっき~
矢が手より長めにしつらえられています。

朝、目が覚めると、10時02分。
近代文学史の授業は、もはや切るしかないところまできているような気がする。
どうしたものかなぁ。

北上川の流域では、最近三ツ矢サイダーに醤油を入れて飲むらしい。
そういえば青森ではサイダーが流行ってるというか好まれているというか。
もっと言うと、養老サイダーが廃業したとか。
窓から見える朝日山は紅葉が始まってまぶしいし、柿の木に来る鳥もかわいい。
ファンヒーターの灯油切れを知らせるキラキラ星がなんか腹立たしいし。
でもおれは、大きなかばんを持って、旅に出ようと立ち上がる。

…ところで目が覚めたのが10時02分だったわけで。
スウェットのまま学校に行っても違和感はたいしてないんだろうけど、
なんとなく気が引けたので上だけパーカーに着替えていく。
ほんとはシャワーを浴びたんだけど、服選ぶのがめんどくさいので…。

起きたての頭に無名草子は苦しい。
おぼろげな心には、勅撰和歌集の「ち」の字もひっかからないよ。
それでも単語テストはかなりできたと思う。
先々週のはかなりやばかった。

⑫ いらへむと念じ寝たる

これはなかなかいい訳を書けていたんじゃないかと思うんだけどだめだったー。

⑬ やがてながめおはします

これは、ぎなた読んでた。。。

やがて・ながめ・おはします。
やが・てながめ・おはします。

矢が手より長めにしつらえられています。

矢が手より長めにしつらえられていても問題はないだろう、と先生。
昨晩採点しながら考えてしまったよ、と先生。
仰るとおりです。

我曇りたる空もやがてながめおはします。
私は曇っている空もそのまま物思いに沈みぼんやりと眺めています。

こんなんで教員採用試験を受けられるのだろうか。
なあきらめそ、なあきらめそ。