学校の話題

2006年10月25日 22時21分17秒 | 教育とふっき~

こんばんは。寒いですね、ホント…。市街地の木々も、黄色に紅にと色づいてきましたね。

さて…みなさん、何気なくニュースを見ていると、いろいろなことに気づきますね。
「安倍首相」「北朝鮮」「飲酒」「新幹線」「裏金」…いろんな言葉が飛び交います。

報道ステーションを観ていてさらにそれを思ったんですが。。。
―小諸の不明小学生が神奈川県で保護されました。小学校の校長が会見しました。
  「背伸びした12歳と大人になれなかった31歳」…古舘さんの言葉、もっともです。
―全国の高等学校で、履修不足の科目がある問題。
  履修しない、なんてずるいよな?おれはお経のような世界史のシャワーを浴びてきたし。
  でもこれだけ全国で不正があるって、センターの舞台は平等じゃなかったってわけだ?
  学習指導要領を読んで履修を決めているわけではない生徒に非はないとは思うけど。。。
―喉に障害を持つ女の子が、保育園に入園できるようになったこと。
  この女の子、他の子よりすごく自立しているように思えます。
  受け答えも、きちんとした言葉遣いをできるし。かめだこう○とかよりよっぽど。

ふと気づいたんですが、ニュースでもっとも多く出てくる言葉、これ、「学校」じゃないでしょうか?
広い目で見ると、学校、教育、といった言葉は、北朝鮮とか飲酒、よりもよほど多い気がします。

それなのに、いい話題で学校が取り上げられるのは、ローカルニュースぐらいです。
田植えをした小学生、芋ほりをした養護学校、ロボット大会の高校、合唱の中学校…。
そんな学校が、なぜか全国のニュースの中、テレビの中では悪の集積地みたいに映ります。
教師の不祥事、いじめ、保護者との対立、指導力不足、学級崩壊、そして履修漏らし。
でも世の中の大半の人が、学校に不満を抱いているとは思えません。
親和的であるか、その存在が当たり前となっているのか、無関心であるか、とにかく、
とくだん学校が(良くも悪くも)気になる、という存在ではないような気がします。

マスコミ、報道の切り取り方、扱い方、これがやっぱり大きいのかな?
「飲酒運転―また公務員が」という見出しに目が慣れていたついこの間。いつの間にか下火。
これも、「公務員」だから問題なわけじゃないはずだし、公務員外の方が圧倒的に多いと思う。
あたかも公務員が飲酒運転をすることは、テレビ局社員がするのより罪が重いような扱い。

悪い部分だけに目がいくように、他の部分は焦点がぼやけないように削って…。
自分がもっとも思うこと、それは、
「マスコミが世論を特定の方向へ動かしている」、そのことへの疑問。
コメンテーターは、ニュースでの事象の扱い方にもっと疑問を投げかけていいはず。
そしてもっといろんな意見がぶつかっていいはず。
それを、あたかも主婦の会代表みたいな顔ぶれでお茶の間を共感させようとする、
こんなのって、やっぱりおかしいんじゃないのかな?

小学校、実は郵便局と同じぐらい全国に配置されています。
それが多いのか少ないのか?それはわかりません。コンビニとも比べていません。
もちろん公務員の巣である役所や役場は全国にあまねく配置されています。
しかし、全国にたくさんあるもの、そういった身近なものこそ、批判の矛先になる。
そういうことなのかもしれません。
郵便局が減りそうだ、市職員がわいせつ行為だ、そういうニュースが目立ってしまう。
なんで「いかがわしい風俗店」や「クマ」の問題が全国ニュースで頻繁に取り上げられないか。
それは、それらが都会や地方の、ごく限られた人にしかわからない問題だから。
その点、良くも悪くもテレビに映る「学校」という存在、
全国の人々のあいだで議論の余地がある、幸せな存在かもしれないな、なんて思います。

  そんな学校から、なんか呼び出しくらってます。
  メールを見たら昨日の日付。
  やばいな、なんか不穏な予感。
  気づいたの今日です、って正直に話そう。
  ブログへのクレームだったら…

ところでみなさん、テレビに映ったことはありますか?それはいいことでですか?それとも…?