ことば

2006年07月12日 00時05分31秒 | 教育とふっき~

「ことば」の壁なんて「ことば」があるけど、その壁ほど高く強固なものって、他にあるだろうか?
もちろん、民族とか宗教とか、人種とか、そういうものだって頑丈な壁を築き上げている。
でも、もし同じ言語を話す人たちばかりなら、もっともっと、互いに分かり合える気がして。

研究室の行事?で、長野市北東部のT小学校に行ってきました。
学校名は隠す意味はないんですが、明かす意味もないのでこういうことにしておきます。
そこで、日本語教室―外国籍だったり日本語をまだうまく話せない児童のための教室、
の授業参観をさせていただきました。
それぞれにさまざまなバックグラウンドを抱えていて、
参観だけでは把握しきれるはずもない諸々の事情があるんですが、
前向きに、笑顔いっぱいに日本語を学んでいこうとする姿は印象的でした

参観のおわり、青空の時間みたいな少し長い放課になり、教室を出ようとしたとき、
一緒に参観した友人Tと、そして俺と、
児童が遊ぶボールがたまたま転がってきたものを返球してあげたりしていたら、
少しの時間でしたが、キャッチボール、というか3:1でボールの嵐に会い、
そんなふうに遊んでいるときの、あの笑顔というか表情が、ほんとにいい顔でした

会話はキャッチボール、とかいいますが、「ことば」がなくても通じ合えるものって、
たぶんまだ子どもたちには―もちろん大人たちにも―あるんだな、って感じました。
「ことば」は壁、アイデンティティ、たしかにそうかもしれないけど、
だからこそその壁すらなくしてしまうのは難しい反面、なくせない、なくしちゃいけないのかな、
そんなことを感じもしました。ないにこしたことはない壁なんでしょうが

  で、今日、とうとう、
  実家からマイカーがやってきました。
  実家カーを借りただけの話なんだけど

  この車ですね、数々の傷があるんですね。
  岐阜県内で左右をこすり、
  須坂市内でバンパーを痛め、
  飯山市内で尾灯を割り…。
  ♪ 武勇伝でんででんでん

  で、さっそくドライブしました。
  浅川ループライン、飯綱高原から七曲りへ抜けて、
  市街地に戻ってきました

  写真は言うまでもなく七曲りですが、
  ここは一人ではぜったいに、運転したくないね。

  虫が大量発生してます、窓の外に。
  これね、たぶん地震でもくるんじゃないかな、長野に