『忍-SHINOBI』 に続いて映画ファンドである。ただし、今回は去年成立した信託業法改正により、信託という方法を用いる点が前回とは異なる。
信託業法改正によって、これまでは不可能であった知的財産の信託が可能となり、また信託業務への一般事業法人の参入が認められたが、今回はそれらをフル活用したものである。松竹など6社が約13億円を出資するが、その著作権はジャパン・デジタル・コンテンツに信託される。その著作権が生み出すキャッシュフローを裏づけとして信託受益権が発行され、それらが投資家に販売されることとなる。これにより出資者は早期に資金回収が可能となり、映画制作投資に関わるリスクは投資家に移転することとなる。
しかし、仕組みよりも、信託受益権への値付けとその信頼性がやはり気になる。相当にリスクが高いんじゃないかと思うが。
『映画の資金集めに「知的財産信託」 松竹が初の試み』 Asahi.com
信託業法改正によって、これまでは不可能であった知的財産の信託が可能となり、また信託業務への一般事業法人の参入が認められたが、今回はそれらをフル活用したものである。松竹など6社が約13億円を出資するが、その著作権はジャパン・デジタル・コンテンツに信託される。その著作権が生み出すキャッシュフローを裏づけとして信託受益権が発行され、それらが投資家に販売されることとなる。これにより出資者は早期に資金回収が可能となり、映画制作投資に関わるリスクは投資家に移転することとなる。
しかし、仕組みよりも、信託受益権への値付けとその信頼性がやはり気になる。相当にリスクが高いんじゃないかと思うが。
『映画の資金集めに「知的財産信託」 松竹が初の試み』 Asahi.com