川柳（かわやなぎ）

年をとると　外界に興味がなくなってひたすら自分にしか興味がなくなるようだ。
いずれ自分もそんな日が来るのかと思うと周囲の人達に申し訳ないような気がする。
なにかいい方法はないものかと　ぼんやり考えるが　いまのところこれといって思いつかない。
そのてん　私の生みの母は、次から次へ思いついては　え！？っと思うようなことを電話してくる。

「あなた　かわやなぎって知ってる？」と言われたときは、植物かと思ったが
いろいろ聞いているうちに　川柳だと理解して失礼とは思ったが　笑ってしまった。
「それは川柳と読むのよ」と言ったのだが　そのことについて夢中で話していて
何度も　「かわやなぎがね」って言う。
しかも　どうやらそんなスクールに行けば作れると思っているようだ。
しかたがないので　黙って聞いていたが・・
数日で興味は失せるのだろう。






　　木製パレット屋のつぶやき