『タクラマカン』～演劇ワークショップＴＡＫＥ１ 7期卒業公演～

娘の卒業公演の舞台鑑賞に行ってきました。

作家、演出家など様々な顔を持ち
活躍中の秦建日子氏が主宰する「演劇ワークショップＴＡＫＥ１」。
7期生の卒業公演です。
場所は日暮里サニーホール。

・・・・・・・Stage Infomationより『タクラマカン』・・・・・・・・・・
－月あかりすらない嵐の夜、ぼくらは「あの国」目指して船を出す－
海の向こうのユートピア「あの国」へ渡ることを夢見ながら、
日々、「この国」の貧困で過酷な日々と戦い続けている若者たちの青春を、
笑いと涙とアクションで綴る、秦建日子の舞台最高傑作！
大幅改稿を経て、更なる高みへ！何が彼らを「犯罪者」にしてしまったのか？
無謀な銀行強盗の末、四方を軍隊に囲まれてしまった彼らの運命は？
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現代社会の抱える問題を投影した内容ながら、
笑いをを織り交ぜながら約2時間、
テンポよく展開され、ぐいぐい引き込まれました。

本当の生き方とは？大切なものは？
非常に考えさせられる作品でした。

そして私が何より感心したのが、
約40名に及ぶキャストを最大限に生かしたキャスティングや演出でした。

舞台のクオリティーの維持と、
キャストを適材適所に置くことの両立は容易ではないはずです。

今回の舞台では、
ひとりひとりの実力を踏まえて、可能性の突破口を見つけ出そうとする
演出家陣のあたたかいまなざしを随所から感じることができました。

その鋭い眼力に感心するとともに、
一観客として、非常に好感を持ちました。

　　
　
いただいたお花の数々

初舞台にも関わらず、なんと20名以上の方々に来場いただいたとのこと！

その感謝の数だけたくさんの努力をして、
期待している皆さんに はやく結果で恩返しができるよう、
頑張ってほしいと願っています。