「料理とワインを楽しむ会」～シャトーレストランジョエル・ロブション～④

　
④2004　hateau　Lucia
Saint-Emilion　Ghateau　Lucia
●AOC:Saint-Emilion　Grand　Cru
●品種：Merlot　90％　Cabernet　Franc　10％
●醸造家：ステファン　ドゥルノンクール
●ステファン　ドゥルノンクールはシャトーパヴィマッカン
やラ・モンドッドなどを生みモダンスタイルの形を作った
人物。彼が手がけた新シャトー。
全て手摘みによって収穫。　新樽１００％でマロラクティック
発酵・シュールリー・熟成が行われノンフィルターで瓶詰め。
軽くて近づきやすいワインから質感のあるワインへシフト。
ワインメディアからも注目。成功をおさめている。

⑤2004　Chateau Lucia
Saint-Emilion　Grande　Cru　
●AOC:Margaux
●元詰め：Chateau　Margaux
●品種：Cabernet　Sauvignon　70％　　Merlot　20％　
Petit　Verdot　6％　Cabernet　Franc　4％
●醸造家：ポールポンタリエ
●5大シャトーの１つシャトーマルゴーのセカンドラベル。
1979年より造られている。
製法はシャトーマルゴーとまったく同じ。
濃い目の色合いにオーク樽からの香ばしい香り、しっかりと
したタンニン、マルゴーの持つエレガンスさも加わっている。
ファーストキュヴェのまるごーは開くまでに長期間の熟成が
必要。こちらは若いうちからでも十分に楽しめる仕上がりに
なっている。

見て、聞いて、味わって・・・五感フル活動。
“ワインの女王ボルドーワインのモダンスタイル”を
解説付で十二分に堪能。

◇２００９「料理とワインを楽しむ会」後半予定◇
●10 ／21 (水)
テーマ：～コート・デュ・ローヌ地方ロバートパーカーが
見つけた新たなる土地～
●11 ／25 (水)
～レコルタンマニピュランの小さな生産者の可能性を探れ～
●2010 2 ／17 日(水)
～ブルゴーニュ地方のコート・ドール黄金の丘の神の雫とは～

「料理とワインを楽しむ会」～シャトーレストランジョエル・ロブション～③

引き続きワインへ。


◇Carte des Vins◇

①2007 CLos Floridene
　　　　Graves
●品種：セミヨン50％　ソーヴィニョン40％　ミュスカデル1％
●ワイン醸造の分野から初めて『パリ科学アカデミー賞』を受賞。
醸造学の第一人者デュブルデュー教授の所有するシャトー。
白桃、レモン、グレープフルーツ、クッキー、トーストなどの
芳香が心地よく感じられます。
力強い味わいと新鮮な果実味に優しい酸がエレガントに口の中に
広がる秀逸を醸し出します。


②2004　Aile　ｄ’Argent
　　　　Bordeaux
●AOC:Bordeaux
●元詰め：Chateau Mouton Rothschild
●品種：Semillon　48％
　　　　Seivignon Blanc 38％　Muscadelle　14％
●醸造家：バロンヌ　フィリッピーヌ　ロートシルト
●エールダルジャン「銀の翼」の意味をもつ辛口の上質な
白ワイン。
1956年大霜害までは、ラフィットやムートンを含めて
メドック地区でも白ワインを造っており、その伝統と「ムートン
の畑で白ワインを復活させたい」という故バロン　フィリップ
男爵の夢を娘のフィリッピーヌが1991年に見事に復活させる。
高い酸と新樽熟成による味わいの複雑さとキメ細やかさが
ワインによく表現されている。

③2003　Les　Plantiers du Haurt Brion
　　　　　Pessac-Leognan
●AOC:Pessac-Leognan
●元詰め：Chateau Haut-Brion
●品種：Semillon　80％
　　　　Seivignon Blanc 20％　
●醸造家：ジャンデルマ
●ワインの大元であるシャトー　オー　ブリオンは
唯一メドック以外の地区で格付け第１級に格付けされている
シャトー。
そのシャトーの手がけるシャトー　オー　ブリオン　ブラン
のセカンドワイン。　辛口の白ワイン。
新樽１００％にて13ヶ月より16ヶ月の熟成を経て、清澄や濾過
もいっさい行わず若いうちからも楽しめるポテンシャルを兼ね
備える。
平均年間生産量は５０００本と非常に希少でもある。

続きは次に。