男の生き方塾 Part2&3

昨日は「男の生き方塾」の第3回目

その1週間前に第2回目の「プロから学ぶ料理の基本」
平たく言えば料理教室が催された



そのメニューは筑前煮・鮭のホイル焼き・春菊の胡麻和え



池上会館の厨房での教室で24-5名が参加した



指導する先生の手元が後ろからでも見えるように天井に鏡が取り付けてある



まずは筑前煮の具材の用意から
先輩2人に皮むきや包丁はお任せして調味料の準備やら使った器具の洗いに徹する



先生からは調味料はさしすせよですよ…濃い味をつけてしまったら薄められませんよ!
筑前煮を煮ながら春菊の胡麻和え…これは洗って・切って・茹でて・混ぜるだけ



次は鮭のホイル焼きシメジやパプリカを敷いて塩胡椒をふった鮭を置いて



酒をさっとかけてホイルを包む
水をいれたフライパンにホイルを入れて約10分
どこかのテーブルで筑前煮から焦げた匂いが漂ったが、どこもほぼ同時期に完成





先生が炊いたご飯とすまし汁をよそっていただきます!



生徒が作った料理は美味しかったが、ご飯は固い!おすましは薄い!!
お酒もなく(会館側が持ち込み禁止)話もあまり弾まず試食会も終わった
誰言うともなく、洗いあげが始まって1時間程時間を余して解散!
アンケートではお酒が欲しいという意見が結構あったので来年はどうする?!

そして昨日の座学…ダイヤ高齢社会研究財団の澤岡さんが講師の2時間強



居方と居場所の重要性について人の注意をそらさぬ名講義
人生100年時代というが1950年頃の平均寿命はおおよそ60歳
これが現在までの70年間で20歳も「急激に」のびた
この急激なのびが社会にひずみ(ゴミ屋敷・孤独死・年金財源破綻等々)が
生じて混乱してきているのが日本の現状と断じた
誰にも72・3歳からフレイル(虚弱化)が始まる
それまで例えば元の職場のOB会の事務局の仕事をしていても
疲れることから週に1回減り、2回減り…そして辞めてしまう
そして家に居るようになって、どこにも行くところがない、近所付き合いもない…
こういう孤独状態が続くとフレイルが早く進行する
孤独は最大の病と言われ、現実に死亡率が喫煙や飲酒より高いという研究結果がある



多くの大学や研究者から孤独が衰弱に拍車をかけるとレポートされている
英国では今年の6月に「孤独担当大臣」が新設されて国として対策をとろうとしている



第一の居場所は「家庭」親・兄弟・配偶者などの肉親
第二の居場所は「学校・職場」同級生・同僚などの近所ではない社会
第三の居場所は「趣味・社会活動」友人・仲間などの知り合い
第一・第二は時とともに細って、少なくなっていくが
第三の居場所は自分で作り出せるし増やして大きくしていける
でも、第一と第二と第三の居場所は違い与えられるものではない
だから、よしやるぞ!と難しく考えて頑張る必要はなくて
町会活動に回覧板をまわすことからでも参加して、徐々に行事にも参加していくとか
ともかく「今から」社会とはゆるやかでも繋がりを持つようにしましょうと力説されていた
そこは居心地がよく、新たな刺激を受け、楽しく、やりがいがある、役立っている等
個々の価値観が最も反映される場になるでしょうとも

by よしの ふくすけ

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