暑~い芸術の秋?
昨夜はサントリーホールに及川浩治のピアノリサイタルにでかけた
カラヤン広場は暑い秋祭り?
生のジョッキが林立している??
サントリーホールは6月にエフゲニ・ボジャノフのピアノを聴きに行って以来
今回の座席は6月とは反対側
というより、殆ど、ステージ後方
さて、どんな音が聴こえるのやら…
プログラムはJ.S.バッハ、ベートーヴェン、ドビッシー、ショパンの作品
中でもベートーヴェンのピアノソナタ32番に興味があった
因みにドビッシーは生誕150年だそうで
だから、イッコちゃんさんの日記に紹介された
ブリヂストン美術館でドビッシーを扱っていたのかも知れない
バッハの演奏が始まった
音がくぐもっている感じ?
低音が渦のように巻いている感じ
グランドピアノの屋根が邪魔をしてるのだろう
もう一つ気になったのは
いわゆる「音」以外にビビ~ンというような
バネが戻るときのような音が聴こえる
これは何なのだろう?
ひょっとしたら、グレングールドばりに
及川浩治の「きばる」声かも知れない
ベートーヴェンのピアノソナタ32番の第一楽章の終わりで
彼が声を発したような音が聴こえたことは確か
妻もそう言っていた
まあ、いずれにせよピアノ演奏は正面に近い場所から聴くもののようだ
ベートーヴェンのピアノソナタ32番は初めて聴いたが
集大成といわれるのが理解できる
ダイナミックで荒々しい第一楽章と
繊細で律動感のある第二楽章…全く、異質な取り合わせ
拍手は鳴りやまなかった
by よしの ふくすけ