だるま落としでビルを解体?

昨日は、赤坂方面に外出があったので、豊川稲荷に事務所が近い大学時代の友人と昼食をした。

彼の事務所に行く道すがらの豊川稲荷は八重桜が今を盛りと咲いていて、とても華やか(422日に縁日があると看板がでていた)。


415日付けの日経新聞で、鹿島が高層ビルを「だるま落とし」のように下から順に解体する新工法を開発したと報じられていた。
早速、その工法を採用して解体を進めているのが、鹿島の旧本社ビル。
友人から、新工法で解体が進んでいる様子が良くわかるよと、道路を挟んで向かい側に案内してくれた。
解体前はビル2棟を連絡橋?で結んでいたが、解体を始めるにあたって、その連絡橋を分断しているが、既に解体が進んでいるので連絡橋の位置が左右のビルで違っている。
1分間に約5cmのペースで下がっているらしく、見るたびに位置が違うので面白いと友人(注)。
従来の工法だと、外周をシートですっぽり覆うが、新工法では覆わないので下から解体していることが、その連絡橋の位置の違いからよくわかる。


 (注)新聞には『一分間に約五センチのペースで建物を下げる。
   
一階分を二日半かけて下げ、解体には五日半かける。
   
工事は八月中旬に終了する予定』とあります。

日経新聞によれば、この工法で粉塵の飛散を約30%減らせ、廃材の分別作業も容易になり、再利用も容易になる。コストは従来工法(上から解体)と同程度だが工期も1015%短縮できるし、環境に優しい工法として鹿島は積極的に採用する方針とのこと。

あらゆる、産業で環境配慮が進んでいるようで喜ばしい。

by よしの ふくすけ
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