今朝のラブジョイ彗星です
0時半に起きて機材を車につぎ込み野呂山に出かけました
山頂駐車場には寝袋で流星を見る人や望遠鏡をセットした人がいて
ふたご座流星群を久しぶりの快晴の空で満喫していました
到着したときは
月が輝いていてまったく雲の無い快晴だったの
が
望遠鏡を組み立て終わると段々
雲が広がり星が見え無くなってしまいました
でも月が
西に空に沈む頃には再び雲もなくなり最良の
条件となり
ふたご流星群もあちこちで流れるのが見えました
久しぶりに イプシロン16cmを引っ張り出
してラブジョイ彗星を撮影をしました
フィルム時代に
この組み合わせで百武彗星やへール・ボップ彗星
をたくさん撮影した思い出があります
当時はフジのISO800のフィルムを使い
明け方の彗星は4分から8分
暗い空ではより綺麗に写したいので
フジのISO400で10分から15分
十分暗い空だと20分掛けて撮影していました
撮影の間ガイド望遠鏡でずっと彗星やガイド星
を追いかけてほんのわずかなずれを修正しながら
の撮影でした
フィルムには相反則不軌というものがあり
1秒以上のシャッター速度からどんどん感度が
無くなり時間を掛けても効果が少なくなる特性
でしたが
デジタルにはそれが無い上に高感度も十分に
綺麗で朝方での撮影で1分でも長すぎるくらい
です
D:160mm fl:530mm
ISO 1600 59秒