漫画が二枚あって、双方を見比べて、違いをみつけるという、仕組みは簡単だが、結構これが面白い。注意深く、絵を見比べなければならず、一致しないところが7ヶ所あると宣言されているのに、これが、なかなか見つからない。
見易いところは、すぐに見つかるのだが、同じガラだったり、形なのだが、曲がり具合が違っていたり、大きさが違ったり、人間の盲点であったり、思い込みであったり、注意深く集中しないとなかなか、これが見つけられないのである。
なんだか、政治の世界だったり、対人関係であったり、思いもかけぬ見落としがあることに気付かされる。応用範囲が広い、それで面白いのだろう。
子供でもできるクイズだが、大人でも充分楽しめる。自分の人生を振り返ってみても、確信をもっていたようなことが、実はそうではなく、相手は、むしろ自分のことを相当に見くびられ、舐められていたことがわかったりする。
こちらは、やるべきことをやり、相手は、ほとんど何もしては来なかった。少し考えれば相手はすぐにわかることだと、期待はしないものの、こちらは思っていた。ところがさにあらず、まったく、そんな風には考えていないばかりか、こちらを舐めきっていたのである。人生の衝撃であった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます