必要もないのに、莫大な富を持ってどうするのだろか。贅沢をして楽しいのだろうか。それで、生きる喜びがあるのだろうか。
油断のない目配り、張り詰めた神経、怒り、戦い、・・・絶え間ない緊張のなかで生きていることだろう。
こちらは、その状況を観察しながら、その企みにのらないように警戒するばかりである。こんな連中と付き合えば、ロクなことにはならない。一線を引いて、それを越えれば、たちどころに縁ぎりをしなければならない。
マフィアの手口は、チョットしたことから始まるそうだ。少しずつ引きずり込む。こちらが、しっかりしていないと、騙される。気付いたら、ただちにやめることだ。
新自由主義といったり、民営化といったり、規制を外せ、といったり、公教育に攻撃をくわえたり、その本質が貧富の差の拡大にあるなんて、誰も思わない。ところが、そうではないようだ。
「ショック・ドクトリン」-ナオミ・キャンベル著は、過去のさまざまな事例をあげている。まだ、全部は読めていないが、人間のやることは、想像を絶することもある、ことがよくわかる。
結果は、貧富の格差である。格差のあるところに、問題の根源と結果がある。