BSプライムニュースで、今日は民主党若手議員が原発対応のために突然かり出されて、そのときどうだったかの話がされた。
いずれも二年前に衆議院議員に当選した民主党の一年生議員だが、京大、慶大、東大出の、弁舌さわやかで、ルックスもいいし、頭も切れそうな青年たちだ。好感がもてる話し方である。
当時のたいへんな状況のなかで、こういう活躍をした議員がいたということを始めて知った。菅さんのそのなかでの活躍ぶりも語られた。
原発の安全神話にドップリとつかっていた東電、自民党政権時代のツケが一度におしよせる。撤退を言い出した東電に、乗り込むというスゴイ決断があったことも事実のようだ。菅さんだからこそ、この異常な状態をなんとかしてきたことが良くわかる。
その後のマスコミ、自民党のやったこと、これは、忘れることのできない「裏切り」「醜さ」の連続であった。当面のやるべきことさえ、邪魔をしたのだから、これは、まさに「万死に値する」。
自民党は、菅さんにあろうことか、自分のことを棚にあげてそういったのである。何を考えているのか。だいたい何故政権交代が起きたのか、総括してもいない。弱者を痛め続けてきた体質について、なんの反省もない。
大震災が起こっても、その対応にさえ邪魔をする。人間の顔をした野獣である。こういうときに政治的に徹底的に事態に対応するならば、彼らの最も欲しい政権は、もっと近づいたと思う。これでは、本当に賞味期限が切れている。